アイドルの星-その難しさ【処女宮】

山口真帆1995年9月17日生まれ

アイドルの試練

モー娘に始まり、AKBで確立したアイドル商法により、アイドル量産時代です。スターと言われた時代もあり、まさに現代はキラ星のごとく、身近な存在としてそのステージを見て握手するのも容易となり、SNSによりプライベートな情報もファンには入手しやすくなりました。それはNGT48の山口真帆さんの事件のようにアイドルの受難というリスクも抱えています。
1970年代後半のアイドルはしりの時代にも、当時トップアイドルだった岡田奈々(現在AKBの岡田奈々とは当然別人、2019年現在60歳くらい)がファンに一晩監禁され手にケガを負うという衝撃的な事件がありました。SNSはなくても個人情報保護などがない時代で、電話帳等で個人の住所が調べやすい時代の悲劇で、この事件がきっかけで事務所がアイドルの保護ということを真剣に取り組みだしたようです。

アイドルに生まれる星はあるか

アイドルは秋元システムにより、ビジネスとして成立しやすくなりました。韓国でも整形の技術も進み、ビジュアルのレベルもスタイルも整いました。それこそ、40年前8頭身美人など稀だったのが、今就職を目指す女子大生はみんな感じです。男性もドラマに出てるようなイケメンと結構街で出会えます。
そんな中でアイドルとして生きていく。もうこれだけ人数が増えると才能よりも本人の努力と機会を掴めるかによってきます。それぞれ、生まれた星により細かくは才能やタイミングは違うにせよ。本人とそれを活かす周りの努力による差でしょう。

身近な職場にもいるアイドル、憧れの存在

芸能人は人気商売で、それなりの厳しい覚悟がないと大変です。ファンの追っかけとかの問題はどうしてもついてまわります。人数が増え、ソロが減った分、一人あたりで儲けられる金額は当然減っています。
歌が好き、お芝居が好き、有名になりたい、、それ以上の強い何かが、アイドルの彼女らを支えている。
昔は「まれびと」「かぶきもの」が歌手や役者、芸能人だった。この文化史芸能の歴史は少し別の機会にするとして、現代はある意味誰もがまれびとを目指すもの、平凡に終わる時代です。
ごく普通の職場でも、自然に輝いていられる仕事はたくさんあります。若いうちに強烈な光を放ち消えていくアイドルよりも、いつまでも輝ける星かもしれません。
強烈に輝いて、遠くからも見られるからこそ、憧れ、あの人になりたいと思わせるのかもしれませんが。

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