【一期一会】時間を大切にする

一瞬こそ運命の時

「一期一会」は茶道、千利休の言葉で、「この出会いの時は一生で一回二度とない時を大切にする」という意味あい。
西洋占星術でも、その地点から、星座のサインに惑星が位置する並びは数十年に一度、外惑星を考えると人の一生ではもう二度とない。
地球の人間が、月や太陽をはじめ多くの惑星のパワーに影響されている。そのバランスの度合いは一刻一刻変わる。それぞれの人間は生まれた瞬間から、時を刻みいろいろな影響を受けながらリズムを刻み、成長し老いていくのです。
二度と戻らないその一瞬、一瞬の時間を私達は大切にしないといけないのです。
交通事故等は、まさに一瞬の出来事。そこにも何かの必然の時の流れと、一瞬があると思います。
ギリシャ神話のクロノス時の神。占星術では時間は土星が支配し、人間には不可逆で制御もできない。凶星ともいわれますが、それは考え方次第です。

いつも時間に追われる人

時間に追われる人はよくみかけます。
私の住むマンションで、ある時期ずーっと毎日全力ダッシュで走って電車に乗ろうとかけていく男性がいました。夏なんか汗だくだし。正直見ていて、「何てカッコ悪い人」と思っています。昔、吉本新喜劇で退場オチの一発ギャグ「は、いそがし、は、いそがし」という芸人がいましたが現実に見ると苦笑しかないです。
カッコ悪いだけでなく、あれだけ焦る以上
①事故の可能性②心臓発作等健康上のリスク③忘れ物落し物などの失敗④遅刻の可能性
数え上げるだけで危険がいっぱいです。
しかも、ぎりぎりで慌てて走るだけだと、いろいろな有益な情報が得られなくなり、危険などの情報も察知しにくく、地域とのつながりや人とのふれあいの可能性も激減します。
たった5分か10分で変わる。もちろんいろんな事情もありますし、上に列挙したデメリットやメリットなどが目に見えにくいのでしょう。でもよくよく考えると確率は上がります。
ハインリッヒの危険の法則ではないですが毎日毎日、慌ただしく走っているうちにリスクはどんどん高まります。

交通事故はもっと悲惨な運命

事故を起こす前にヒヤリハットするのが100回とか200回あって本当の大事故と言われます。大事故の前のヒヤリで気付ければ良いのですが。
家族、学校や仕事のルーティンパターンが難しいケースもありますが、結局事故を起こせば元も子もないのに違いはありません。
極言すれば毎日たった10分か15分ゆとりをもつだけで、この危機から脱せるのです
クルマの通勤や営業で、毎日制限速度違反をしている方で悪気すらない人が結構おられます。道路事情も良く自分の運転技術クルマの性能も良いから、自慢気に話す人もいます。それでいて高齢者の事故の報道を目にすると、免許返納などと声を上げます。「返納すべきは貴方です
時の神は許しません。そうやってルールを破って時間を奪うことは神の領域を侵しているからです。人間にはもともと時を制御する力はないのです。だからこそ時間を大切にして、ゆとりをもって行動する。
貴方が幸運をさずける側としても、これでは声もかけられないでしょうし。
天使は見ています。そして降りてきます。

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