火星:軍神、勇気の赤き星【西洋占星術】

火星は戦いの神マルス

西洋占星術では惑星の運行が重要です。地球に近い火星の影響というのは、月に次いで物理的にも大きく、赤い星火星は昔から凶星として軍神、戦いの神マルスとして崇められ恐れられてきました。
1970年くらいまでのSF初期では、宇宙人というと火星人が主流でした。地球に近く似た部分もあったからです。知的生命体が存在するのが外宇宙しかないと分かってからまだ50年程度なんです。占星術はそれ以前から歴史があります。
太陽が生命力や人生観、主体的個性を示し、月が心や感情の内面、水星が知性、思考を司るとされます。金星が女性原理、美と愛、火星が男性原理で勇気と闘志と言われます。何となく今は男女をこう分けると何かと問題になりそうですが、行動力や積極性、競争力などの源で、冒険、出世、軍事、スポーツ等につながるようです。

勇気や闘争心をうまくコントロール

火星は687日で公転しておよそ2年のサイクルでめぐります。多かれ少なかれ、何らかの意味あいで火星の影響を受けるタイミングが出ます。積極的になれるか暴力的なものがでるかは、心のもっていきようです。
今の占星術では吉や凶という考えはあまりありません。
いわば、【勇気】や【闘争心】もうまく使えば素晴らしい力ですし、悪く使えばよくない方向に行きます。
これは、まさに軍神、兵器や軍隊、自衛隊などもそうでしょう。人を傷つけることはたやすいですが、人を守り国を守るためには必要ともいえます。
自制心も含めた勇気、力が必要なのでしょう。その面では火星の動きだけでなく、その他の惑星、心の動きとの連携が欠かせないと言えます。
グローバル社会の、外交や経済活動、人間関係でもみなそうですが、力だけで優劣が決まることは難しいです。力も見せながら、粘り強いネゴシエーションや、普段のコミュニケーションが不可欠です。
兵器【火星】だけでは国際社会で通用しません。勇気ある決断、自制と行動力が求められます。

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