国民年金は増やせる

よく知らないと後悔する制度

年金問題老後2000万円必要かが選挙の争点にもなっています。どうも殺気だってたり、胡散臭い話も良く出てきてます。今の若い人は、年金は破綻してもらえないという漠然としたネガティブな情報が流れたりします。
「目減りするかもしれない」「年金だけでは生活できない」「若い人が減って支えるのが苦しい」というのと入り混じって理解ができない人も多いようです。
なかなか10年先まして40年先などわかりませんが、ガラガラポンと制度が変わるとか、無くなるとかはまず今考えても仕方ありません。
革命でもない限り何らか払った人への給付やインセンティブは残ります。
年金納付は義務であり、未納だと減額されるという罰があります。
たださえ苦しい中、減額される可能性をしっかり言及しないといけません。しっかりルールを知り納付しないと後悔する制度です。

申請により免除や猶予、特例はあるが給付額に反映あり

学生納付特例制度とうのが国民年金にあって、障害基礎年金や老齢基礎年金受給の10年にはカウントされる猶予の特例があります。
この制度を生半可に「学生は年金を納付しなくていい」と吹聴する大学の先生までおられます。しかし年金だけでは苦しい、5000円でも上げて欲しいと訴える政治家もいるなか、学生時代2年分の納付さえしてあと働いたりで納めておけば、年78万円の満額の国民年金なのに対し、未納のままだと生涯年間2万円減額されます。
保険料を収入が無い時や少ない時、免除や猶予した場合も10年以内なら追納で満額に戻せます。60歳以降も本来は任意加入ですが、未納があった期間のため40年加入の満額に達しない場合も任意加入でリカバーできます。
その他月々400円の付加年金で2年間でモトをとりそれ以降増額できる仕組み、国民年金基金で厚生年金受給者に近い額をもらう方法もあります。
老齢基礎年金の65歳受給を繰り下げで増額、繰り上げで減額というのは今週刊誌などで話題にもなってますが、どちらが正解とも私は言えないのでまた別の機会にします。

生命保険・損害保険の無料相談/見直し『FP無料相談』

保険は見直し 年金は未納なし みんなが主役チャンス

年金の賦課制度は保険や共済と同じで、考えを理解するのに少し時間がかかります。
損害保険や、貯蓄型ではない掛け捨てなどの生命保険に入って、事故や病気に合わなかったからモトがとれなかったと嘆く人は少ないでしょう。
保険の見直しは大いにやってもいいのですが、年金を未納するのは老後の基礎がぐらつきます。
年金は国と(厚生年金は企業も)納付した国民がお金を出し、老齢の人を支える共済の制度です。 少子化だといっても若者が社会のため福祉のため、制度そのものを否定しても結局税金をあげて負担しないといけないことに変わりはありませんし、もっと不公平や理不尽なこともおこります。
そもそも、株や土地持ちで大金の蓄えの多い老人以外が生きられないような国家だと、若者も安心して働き生きる意欲をなくします。
少々お年寄りが多い村や町でも、若い人が元気に神輿を担ぎ、荷物を持ち、消防団や青年団のリーダーをやっていく。
ひきこもってる場合ではないです。もう日本中がそんな状態で、みんなが主役状態のチャンスと思って国としてもう一度明治維新や敗戦直後、高度成長の勢いを取り戻す時期です。

金融をもっと自由で使いやすいものに【SAMURAI証券】

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください