恵まれた時代だから不満よりも他人に尽くす

みんなが輝ける時代

今戦中戦後の京都の事を調べてたのですが、戦災にあってないとはいえ敗戦後の京都の暮らしは過酷でしたし、京都駅には浮浪児があふれていたそうです。インバウンドバブルできらびやかな時代、格差があるとはいえ誰もが今日の衣食住に困るということはありません。
日本がこういう時代ということは、日本から見る木星、土星の影響も大きいのかなと思います。戦後復興、高度経済成長とバブル崩壊、少子高齢。12年~30年の周期で上り下がりをします。
企業も寿命30年といいますが、私の勤めた企業も戦前日本一の民間企業に成長し、戦後も多角化で本業を紡績から化粧品にシフトして生き延びましたが120年をもって解散しました。
古くは紡績工場で、女子労働者を雇い、その後は化粧品で美容部員を雇って、女性を働かせてきましたが、だんだん主体的に働く女性を管理できない古い経営になっていたのだと思います。
参議院選挙の公報をみていても、京都でも女性はもちろん、LGBTレズビアンをカミングアウトした人、発達障害の人。貴族院があったり、婦人参政権すらなかった時代が信じられない多士済々です。

足るを知る、他人に尽くす時を知る

占星術が個人のホロスコープを見ないとわからないよう、比較的恵まれた日本の中にも苦労されてる人はいます。世界を見渡すと逆に一部の権力者だけ富み、飢餓や戦争でほとんどの人が苦しんでいる国や地域もあります。
今の日本は少なくとも誰もが少し努力すれば恵まれる、チャンスの多い国といえます。
『衣食足りて礼節を知る』という言葉があり、使いようで微妙なのですが、確かにだれもが少ない食料を取り合い奪いあい、非合法な闇市等に行かないと今日の糧が無かった時代。
キレイごとではすまされない、美しい哲学や宗教、倫理では生きることができなかった。これは調べれば一面は真実です。
ただ戦災孤児にしろ、食糧難に会ったときにしろ、誰かがどこかで手を差し伸べ、差別意識に抗い恵まれない人を助けました。その人は今の時代の私達よりも豊かでなかった可能性は高いですが、それでも自分より恵まれない人に施した。
人間の一生って実は、いつもここが試されているのではないかと思います。
他人のために何かをする。これもキレイごとでは済まないこともあります。でも自分のことだけ考えて衣食足りるまで待っていたら永遠にそのタイミングは来ないかもしれません。
足るを知る、他人に尽くす時を知る。
現状に満足できないと、不満ばかり欲ばかりで他人のことなど考えられません。
格差のある時代で、人を羨みだすと不満や不公平ばかり感じます。格差はいつの時代でもありました。
食うに困らない時代で、学校にも安心していけるのが当たり前だと、勉強も努力もしないで、ともすれば怨みややっかみだけは言うのは大きな間違いです。
自分のようなものでも食べていける時代、だからこそチャンスととらえ頑張る。どうやったらさらに幸運が来るかは、「自分より恵まれない人がいたら助けてあげる」

ハワイの夜空をあなたの手に Lia Kulea

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