人生は競争ではない! のか?

朝ドラで名言、神セリフと出てましたが「人生は競争じゃないから」
都落ちして家業を継ぐことになった男。東京に残ってバリバリ仕事を続けるてるヒロインに比べ自分を卑下をし落ち込む男に、故郷の友人が投げかけた言葉。

甲子園の岩手予選で160キロの速球を投げるエースを登板過多で負傷のおそれもあり、監督が試合に出さず決勝は敗退し、物議を醸しています。
昔からの体育会系野球人は、ギリギリまで戦ってこそ成長するとか無茶苦茶な理論で監督を責めたり、最近のメジャー経験者など人権派は監督擁護にまわっています。
こういう内容は当事者でないとわからないものがあり、何ともなんですが。昔は暑い夏の甲子園でも延長までエースが完投、一人で連投は当たり前の時代でした。
甲子園にでることや、優勝すること、オリンピックでメダルをとること、それだけが人生の目的ではない。
オリンピックでも国のお金で名誉をかけていっているので、ヘラヘラと遊んでくるような言動はやはり非難されます。今の大河ドラマの昔のオリンピック描いた「いだてん」などの時代も悲壮感にあふれてるし、それだけ旅費捻出やスポーツの経費を出すのも大変な時代。命がけで勝つことを求められました。
競争じゃないと言ってしまうと、気楽に頑張れる人と、頑張るのを止める人がいます。
名言やポジティブ思考の多くのジレンマもここにあります。
鞭が入るぐらいでないと頑張らないのも確かにあります。競い合ってゴールを目指すから上達する頑張れる。営業や勉強、仕事もスポーツも藝術も何でもそうでしょう。
こういうと、名言のパワーが失われるかもしれませんが、競争も必要、それが全てではないし、命までかけなくていいよ。ということなのかと思います。
人生いろいろ、頑張って、楽しんで、苦しんで、泣いたり、笑ったり、最後に死ぬとき誰も順番もつけないし、分からない。

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