さあ8月

日本人に特別な八月

今日から8月葉月の始まりです。
1月から一年が始まったとしたらあと残り5か月。4月スタートとしたらあと8か月という時点です。いろいろこの一年やっていることの進捗を確かめ、この月にどこまでやるのかを確かめましょう。
一年でも最も暑い盛りです。体調管理に気をつけながら乗り切りましょう。
日本人にとっては、8月は特別な月です。
子供達はほとんど学校はお休み。社会人は短いですがお盆前後に夏季休暇があるところが多いです。
お盆は、仏教で御先祖様の霊が、一年に一度地獄の釜が開いてこの世に戻ってこらるのをお迎えお送りするという風習です。宗教に関係なくお盆休みや盆踊りや、大文字などの送り火だけ慣習や観光行事で残ったりしています。
そしてもうひとつ、70年以上経っても日本人にとって忘れられることなく語り継がれるのが1945年の8月です。
1945年8月6日に広島に原爆が落とされ、9日に長崎にも原爆投下があり、十数万の死者とそれ以上の被爆者を産み、2019年でも数は少ないが今も生き残って被爆に苦しむ犠牲者もおられます。そして最終的な戦争の終結日には異説もありますが、8月15日ポツダム宣言を受け入れ日本は無条件降伏。天皇陛下の玉音放送がラジオ放送された日を終戦記念日として戦争の犠牲者を弔う日としています。
私はもちろん終戦にも生まれておりませんが、テレビやラジオ、大人たちの話しなどから、毎年7月ハイテンションで入った夏が、2度に原爆の日。終戦記念日、お盆の墓参りでちょっとしっとりと落ち着いて物事を考える8月になります。
なぜお盆の時期に終戦記念日なのかも、考えてみると偶然なのですが不思議です。
あれが全く関係ない夏休みでもお盆出もない時期だと、平日に当たる年などさらっと終わりそうです。お盆に重なったことでの意味あいは大きいですね。
お盆を過ぎると、今は温暖化で残暑も厳しいですが、日が短くなり太陽は南中高度の関係もあり少し日差しも弱くなります。風が涼しく感じられるときがあります。
あんまり思い出に耽るのも良くないですが、子供の頃父のクルマでドライブに行った帰りの夕陽が忘れられない。どこまでも続くような夕焼けの空。
亡き父との何でもない思い出なのですが、8月後半になるとその情景が不思議に浮かびます。
やはりお墓参り、ご先祖様は大切に、仏教徒の方はお盆を大切にしないといけないんじゃと思います。
旅行してもいいですが、帰ってきてお墓参りぐらいいきましょう。
8月も頑張りきれるよう、後押ししてもらえます。


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