M1星雲とは 天体にまつわる話

天文学、星の愛好家にとってM1は漫才のグランプリではなく。かに星雲のことです。
1758年9月12日に彗星と紛らわしい天体をメシエが最初にカタログにした星雲だからM1なのです。蟹座ではなくおうし座にあって、繊細はフィラメント構造がカニの足に見えます。
現在では、超新星の残骸だということが分かり、電波やX線を出すパルサー星雲としても知られています。
シャルル・メシエはフランスの天文家。彗星を探す狩人として名を知られていたのですが、彗星と紛らわしい星雲などの天体をカタログにすることで最後はM107ぐらいまで行きました。
日本はまだ江戸時代のど真ん中、もちろん日本にも天文家はいたでしょうが、体系的なものはやはり西洋はスゴイです。
アンドロメダ銀河M31、オリオン星雲M42などが有名です。天気がよければ小型望遠鏡、双眼鏡で観察できます。
ウルトラマンの故郷と言われるM78星雲というのも実際にありますが、フィクションの設定とは位置などが違うようです。
何百万光年と旅して地球では3分しか活動できないウルトラマンの設定も良く考えるとかなり無理はあります。
しかし、宇宙からの電波やX線は影響はあるのですから面白い。科学と占星術が完全につながる時もやがて来るでしょう。
星の世界は深いし、ロマン溢れ面白いです。

ハワイの夜空をイメージした腕時計 Lia Kulea

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