「心配事の９割は起こらない」という本が売れています。
統計的にそうかもしれないですが、まあ状況によります。
当然、明らかな失敗をしたとかいうのは、早晩上司や、家族や、取引先にバレて怒られるというのは確率的に起こる方が９割で、心配です。
それは、まあ開き直りというか、どこまでを心配するかです。会社をクビになるとか、離婚されるとか、訴訟されるとか、素直に報告して謝ればそこまでの心配はいらないよという意味でしょう。
頑張ったのに、コンペの勝利や、業績達成、恋愛成就や試験合格につながらない心配。これはもうベストを尽くしたかどうかにつきます。頑張ったこと、ベストを尽くしても相手が一枚上とか、不運はあります。
でもベストを尽くせたなら次につながります。経験は人生のどこかで生きます。
ベストを尽くせたなら、運を天に状態。
常に気がかりな課題を残して、やり残しが多い人は、ベストを尽くさずに過剰な幸運に期待する人です。それは心配事ではなく、当然の不安です。ここを勘違いすると心配事が増えます。
たとえば病人がいて、医者にも行かない。クスリも飲まない。養生もしない。で病気の悪化が不安といってるようなものです。
悔いの残らない時間を過ごしていく。心配はしなくてもいいです。