所得が上っても破綻:ファイナンシャルプラン

年金生活の中でも頑張って働きだしたため、所得が増えた。そのため税金や医療費負担割合が増えたという方が、何か手立てはないのかとかなり深刻に相談に来られた。
最初は国民健康保険の高額医療費の限度額が課税世帯になり、上っていたことの確認。なおかつ「多数該当」とうい意味を、「多数の医療機関」と誤解され該当すると思われていた。実は「多数該当」は月単位で4回目以降から限度額が下がるというもの。ちょっとした計算で入院により数万円見込み違いがあったようで、住民税や医療費などが払えないというのだ。
しかし年金はあり、所得も年100万を超えていて課税世帯は間違いない。
愚痴ばかりで、なかなか実態が聞けないが、ようやく聞きだすと住宅ローンが月8万もあった。
それはシンドイとしかいいようがない。なんぼ働いても、キツイところに体壊して医療費はダブルパンチだ。こういうリスクに医療保険もなければ蓄えもないでは無謀である。正直、手の施しようがない。
マイホームを手放すとか、担保にしてのリバースモーゲージまではお話しできませんでしたが、自分の所得とか医療費をあとになって細かく計算して、しかも少し知識的に間違えて愚痴ばかり言われる。
本当に所得がない人からしたら贅沢な悩みにも映ります。行政も何もかも助けるわけには行かないのでレギュレーションを設けて公正にやっているわけです。
そうなると抜け道や奇策はあまりないです。もっと頑張って働くか、生活を切り詰めるか、手放すものを考える。それしかないところまで追いつめられていた感じです。75歳までの住宅ローン、ローンを許す金融機関にも問題はあるが、そこはおいといて、年齢的にはキツイ。
自分のファイナンシャルのライフプラン。
リスクも含め作っていたら状況は変わっていたのにと思います。
景気や健康は予測しきれないものがあります。大丈夫だろうの楽観は悲劇を生みます。税制や給付など、複雑なものはFPなどによく確認しておき、簡単なものでもいいのでライフプランをたてておきましょう。

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