高齢化社会を理解して生きる

少子高齢化で財政苦しい公的保険年金

台風や大雨の被害があり、消費税率が上りました。日本中で大小の悲鳴が上がっています。
今、行政の仕事のお手伝いをしています。国民年金と国民健康保険、後期高齢者医療保険等の窓口事務などです。
「年金から引かれる、介護保険料、後期高齢者医療保険が厳しい」「国民健康保険料国民年金が高い、納付できない」
等とお怒りや嘆きを聞きます。
「そして高額の医療費はもっと還付して欲しい。払えない。限度額をもっと下げてくれ」
皆さん国の財政が厳しく、どの内閣も人気のために嫌だった消費税をあげたのはご存じでしょう。そしてこないだからの台風や大雨。ダムの建設から管理、非常時の判断を下す公務員、災害を救助する自衛隊、決壊した堤防を直す工事、避難所の開設、被災者支援、これらはすべて国の税金で賄われています。
お年寄りの方とお話ししていますと、流された家、浸水した家で途方に暮れる人をとても可哀想に思った。助けてあげて欲しいとも言われました。
ダムの貯水や緊急放水等の対応のまずさを非難する方もおられますし、警報の出し方や避難勧告や指示、交通規制や運休など、確かにツッコミを入れられるとキツイものがあります。ただ概ね、公務員の方もみんな予期せぬ非常事態に頑張っておられます。現場に近いところになればなるほど、キツイ仕事とその割には恵まれぬ待遇で使命感をもってやられています。これ以上税収がへり合理化されると、専門の経験ある社員は不足し、兼務などで減らされ、非正規が増えモラルは下がります。年金や健康保険、介護保険なども厳しい財政の中、半分は国の財政負担です。保険者の負担は、ある程度は保険としてしかたがないところです。
所得のある方は、高齢者も含め補足して細分化して料を上げています。
今少ない年金で、文句言うお年寄りの気持ちもわかりますが、今後はますます少子が老人を支える時代になると、老人の負担も増え、恩恵は小さく、ぞっとするほど若い人の負担は増えます。今は文句を言われてもまだ一里塚です。これからのため景気をあげていかないと、成りたちません。
ダムも堤防も電線もまだまだ必要です。

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