早期退職という罠、変化に対応できない世代は必要とされていない

退職金割り増しとはいうが

名だたる大企業が、早期退職、希望退職を大々的に募る時代になりました。
一方政府は定年を70歳まで延長をぶち上げたり、企業側は終身雇用はインセンティブがないと無理ともつっぱねたり、なかなかライフプランを描きにくい時代です。
50代くらいで転職や企業というのは、相当な覚悟と、努力、才能、運と縁故に恵まれないと難しいものがあります。
転職エージェントも商売ですから厳しい応対まではしないですが、実際大手企業に長くいてそれなりの社内の賞を取ったくらいでは同等スキルの若い人に比べ市場価値はゼロという覚悟がいりそうです。
大企業の看板、名刺で仕事してきた甘えのツケは、なかなか聞いていた以上のものです。
社会保険や、福利厚生の差も大きいですが、中小企業は一人でのカバー範囲も概ねかなり広いのが常です。
大企業の、バブル期前後中高年への人件費がいかに大きいかもわかります。
しかも活性とため新戦力、新卒は獲りたい。つまり中高年社員はお金を払ってでも退場していただきたいのです。
割り増し退職金支出で単年の決算では赤字でも、バブル世代の不良債権的人材を切ることは決算上評価されるのです。
ここまでボロクソに書かれ真実だと気付くと、情けなく泣けてくるか、怒りだす人もいます。
もちろん頑張った時期の思い出を全否定しているわけではないです。
ただ企業や仕事における人生の30~40年って、どの時代の方々も、変化なく安定して乗りきってきたものではありません。
ダーウィンではないですが正に「強いものではなく、変化に対応できるものが生き残れる」のです。
この言葉、頭では理解していても、なかなかついていけない。昔は良かった症候群ノスタルジーを企業内で感じていてはおしまいです。
当然ながら時代に取り残された人が、スキルも資格も覚悟もなく外に放り出されて前の会社と少し待遇が下がったくらいで働けるほど世の中甘くはありません。
時代の勢いと、寄らば大樹で過ごしていた時にどれだけ蓄えているかです。
プライドとか贅沢も捨て、新しい機会に死にもの狂いで頑張るしか、変化した時代に生き残ることはできません。

パッチで理想の体に【メラムキュット】

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