思い出から17:東京都品川

勤めていた会社の東京の本社もいくつか変遷した。若手に頃は直接本社に行くことも少なかったせいで、昨日の横浜の教育センターの方あが馴染み深い。元々化粧品本部(旧総販社)はライバル会社に対抗して銀座にあり、その後海岸通、虎の門っ経て現在の親会社と同居しての茅場町。茅場町の会議も何度か行ったが、その後品川インターシティ14~15階に大規模な研修施設を構えた。
ここからの景色といい、駅からスーツケースを転がしながらデッキを歩いてエレベーターを昇る恰好といい、本当に大企業のビジネスマンになったと感慨深かった。
ニコンのショウルームも在り、多くの企業が入居している。東京は広いし、丸の内やベイエリア、六本木や新橋など拠点となる街も多いがこの品川の施設、最後の数年何度か行ききし、年甲斐もなくアカウンティングを学び直し5泊くらいしたのも含め、通算でも20泊程度行った。

宿泊は少ししょぼく離れた東横インが割り当てられバス異動だった。
企業担当仲間だったお酒の強い、よく仕事を頑張る四藤さん(仮名)とは毎年2回、3年6回ほど関西から行っていた。一度品川で酔い潰れてタクシーで帰ったもののホテルのカードキーはあるものの部屋番号がわからない。こちらも酔っていて早く部屋に押し込んで帰りたいのでかたっぱしからキーをドアにタッチしていった。ようやく見つけて部屋に入れたものの、酔っぱらい女と一つの部屋に入ってしまっていた。
酔ってて、バツイチ独身の彼女、お礼とともにどっちでもいいよとは言ってくれたが、究極の据え膳を、ご辞退して部屋を去りました。
彼女はプレゼンや発想で一目を置いてくれていたし、二人呑みに行くこともあった関係ですが、お互いそこは踏みとどまるところはしっかりしていた。あの晩はよほど呑みたい事情があったのかと思う。
まあ良く学び、呑んだ品川の街だった。

やんちゃだけど、探究心旺盛で負けず嫌い。それでいて私のことは発想の豊かさを評価してくれていたように聞く。男としてはもっと若いイケメン好きだったのだろうが。
美人でもあり、新しい体制の中でも評価され女性幹部登用の道を進んでいるそうです。東京で会社の中心を席巻していることを、新幹線で通るたびに思い出す。

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