想像力と鈍感力

熟年夫婦であったり、職場のちょっとした人間関係だったり、うまくいかないコミニケーションに悩む方は多いようです。
下手をすると、鬱や引きこもりになってしまいます。そんな時はストレスの溜まらない鈍感な方が良いと故渡辺淳一さん(作家「失楽園」など)は言っておられました。ただ、あまり鈍感だと立ち直りは早く落ち込まないけど失敗を繰り返してますます。
人間関係をうまくするには「想像力」が必要です。「想像」というとイメージする力で、クリエィティブ「創造」と音が一緒なので大層な能力に感じられます。しかしここで大切な「想像」は本当にちょっとした先読みやリスク管理。
「ここで、声をかけておいたら相手は感謝するだろう。無言で去ったらおこるだろう。明日まで報告を先延ばしたら怒られるかもしれない」「今は体調OR気分が悪そうだから、変な依頼(質問)をするとますます不快だろう」
こういった相手に対する想像ができるかどうかです。
好きな人がどう思いどう反応するかは興味が湧くはずです。あるいは探偵や刑事が想像力で推理するのはカッコイイと思います。それと同じ想像力を平凡な日常で発揮するのです。
案外感じていても、「いまさら言えない」「ルーティンで決まっている」「ミッションや決まり事、慣習を優先」になってしまいがちではないでしょうか。
想像をしてることと、正しいイメージを掴み活動することが必要です。
ベストを尽くしてああだこうだ言われるのであれば、その時は鈍感になれるのがベターです。上の立場になればなったで、悪口言われる人は言われます。SNSなんて典型で有名になればなったで、悪口を言ったり炎上を狙ったりの輩はしょっちゅう現れます。
うまく想像力と鈍感力をバランス良く持ち、対応するのが良いのでしょう。かく言う私鈍感で大いに誤解され嫌われています。

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