怒らない指導法が広がりだしている

スポーツ界をパワハラ問題が一巡した。
今まだ少数派かもしれないが、怒らないコーチング、指導方法が広がりつつある。
これを実践している女子バレーボール日本代表益子直美さんの映像をみた。彼女が子供時代に強い言葉で叱責されたのがトラウマになりバレーが嫌いになりかけたという話し。そして子供のような教え子についつい激しい言葉や癇癪をぶつける男性指導者の姿、それにやんわりストップをかける益子さん。
1964年の東京オリンピック女子バレーで金メダルをとった東洋の魔女といわれた、鬼の大松と呼ばれる名監督に鍛えられたが、ドラマなどで再現される伝聞では今では考えられない厳しい指導だったようだ。
時代と言ってしまえばそれまでだが、女性への人権をはじめ、少子化でもあり競技の裾野を広げるためにも、指導者は変わらないといけない時期になっているのだろう。
それは指導される側にも問題があり、厳しい指導者にガンガン言われないと動かない人もまた変わってもらわないといけない。
指導者は、純粋に競技や学習のテクニカルなレベルをあげることと、モチベーションを上げるスキルを向上させる必要がある。
指導者への研修もまたさらなる向上が必要になってきます。

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