新型肺炎から日本を守れ(1)

感染力と致死率は反比例します

これはSFではなく、人類の医科学とウィルスの戦いかもしれないです。
ただいたずらに恐れてはいけません。健康な人がうがい手洗いを励行し、マスクを着用していれば感染のリスクは低いのです。日本において観光地や繁華街に無防備に出かけない限りうつる可能性は低く、重篤になる可能性はさらに低いと思われます。
ウィルスの致死率は一般に感染力に反比例します。感染者が死んでしまうとウィルス自体もそこで留まってしまうからです。
エボラは強毒で、いったん罹ると致死率は高いですが、アフリカの一部地域に留まり、世界各地に広がるほど感染力はありません。隔離がきわめて有効です。
今回の新型コロナウィルスは感染力がそこそこ強く、症状のでない潜伏期も2週間以上と長いため、感染を抑えるのは極めて困難です。
高齢者や持病のある方、乳幼児等はリスクからできうる限り遠ざけたいです。
春節という経済効果の高い期間を棒に振りました。数か月後にオリンピックという世界中からアスリートや観客を迎え、注目される日本の今後の対応は非常に難しい判断を強いられます。
すでにヨーロッパでは東アジアから帰国したアジア人への差別も始まっています。
中国国内でも、武漢が閉鎖、湖北省住民や規制者の住宅にも、厳しい偏見的な差別的な対応がなされています。
日本を守る】と題しましたが、右翼的な民族的スローガンではありません。同胞、日本人だけ良かったいいいというのは今のグローバル社会では通用しません。中国の爆買いや生産力に経済的な恩恵を受けてきました。『オモテナシ』の心でオリンピックを誘致したのです。
今こそ、日本人の心、覚悟、世界への貢献が試されます(つづく)

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