オリンピックは無事開催できるだけでよい

新型コロナウィルスの状況も刻々と厳しいものがあります。
東京オリンピックは今回ホストとして、無事安全に開催できれば、メダルの数とか記録はいいよと思います。国威掲上等どうでもいいのです。震災から復興した安全な日本を世界に見せればいい約束でしたから。
原発事故のフクイチ地区、非常事態宣言は半永久に解除はできないものです。御潜水の問題も海洋に流すしかないのです。あと一巡し、オリンピックは見れても今生きている人類が福島の安全宣言を聞くことはないでしょう。
それでも私は原発を全否定、オリンピックの開催を否定はしません。元気のなかった日本がもう一度復興をアピールして、世界にオモテナシの文化を伝え、景気を盛り上げることは大事だと思います。これはIRやリニア、大阪万博でもそうです。
ただ一部の資本、関係者、外資や土建屋だけが儲かるのではいけません。今も過酷な立場の被災者の支援、復興に役立てる部分を骨太の中央に据える前提としてです。
そして世界中の人が平和に集まることに意義があります。
ロシアもドーピングで厳しいですが。たとえば、中国を閉め出し、卓球でメダルが沢山取れたところで、世界選手権の価値もないでしょう。
オリンピック精神「文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」
もちろん、頑張ったアスリート、支援したかた、出資した方、楽しみにされている方もおられますが、世界の方が無事集合され、その時点で最高のパフォーマンスを見せられれば良いでしょう。4年に一度ですから1940年の東京辞退、1980年のモスクワ不参加等一度パスしてしまうと選手のピークは大きく過ぎてしまいます。
それでも何らかの形で、日本のスポーツ、オリンピックを応援し続ける元アスリート達にオリンピックは支えられています。その人たちも平和と安全は第一条件、今も福島の復興が遅れていることも心に留めておいてほしい部分です。

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