同一労働同一賃金の壁

令和2年4月1日から働き方改革が進み、非正規労働者の待遇改善が一定規模の企業に義務づけられます。同一労働同一賃金は実現していくのか。
そこにはまだ高い壁、課題があります。
日本の社会全体が変わり、しかも経済が成長していかにと課題はなかなか解決しないでしょう。
一見公平そうに聞こえますが、長年会社勤めしてきたベテランが、同じ仕事ならせいぜい半年か1~2年で追いつかれるという意味あいもあります。
長期的に、人材育成、キャリア開発等、正社員非正規ともに納得いく形が見えないと全体的な公平感は望めません。
ダイバーシティマネジメントはただ横並びにするのではなく、それぞれの個性、長所をどうやってさらに強く、エッジの効いたものにするかです。
年功序列、終身雇用は日本の強み、国際競争力の源泉とも言われます。変えられるものと変えられないものがあります。日本独自の社会の変化、少子高齢とともにこの大きなうねりを、男女雇用機会均等やグローバル化等ダイバーシティをむしろチャンスにつなげて、日本が復活することに私は期待します。

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