ひな祭り;ニッチ市場ひな人形

コロナの休校などで子供たち集まるひな祭りどころではないような2020年の3月ではあります。
少子化もあり元々家に一式あるか、狭い家貧しいとか必要と思わないなら買わない家庭もあり、伝統産業でもある雛人形はバブル期の半分以下110億程度の売上業界です。
いつのまにフィギュアに抜かれたかは定かではないですが、マニアックな人形は4倍程度の市場に成長しました。
関わる人も手間も大変な日本人形。込められる娘への成長へ思いも深く何とか市場規模を維持して、伝統を守り抜いて欲しい産業でもあります。
これは高価な和装や伝統工芸、建築でもそうなのですが、作られて商品としてハイ終わりではなく、プロセスも巧の技であり、そのものとしての存在感が何代にも渡って所有されていくところに、一年の売上だけでわからぬ深みもあります。
変わり雛や羽子板等も毎年世相を反映してニュースにはなっています。この線で伝統と新しい提案でブレイクして欲しい業界です。
3月3日は桃の節句。女の子の健やかな成長を祝い、日本の美しい伝統を守りましょう。

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