イベント中止、一期一会の寂しさ

2020年3月、コロナウィルスの感染拡大防止のため、学校は休校になりスポーツや音楽、舞台などのイベントも軒並み延期や中止、無観客となりました。
著名な演劇関係者が『演劇の死』と嘆き、結果や記録を残すスポーツは無観客でもやる意味はあるが、もともと興行の度合いが強いライブや演劇は無観客ではやる意味が薄いのです。
大阪のライブハウスがクラスターとなり感染拡大につながりました。小劇場等狭い空間での2~3時間、感染の確率は高いだけに中止やむなくも分かります。
それでもその日にやろうとした演者。期待した聴衆はやはりがっかりでしょう。
一過性、一期一会が演劇の素晴らしくも儚いところです。映画や音楽と違いCDやDVDで見ても演劇の良さは伝わりません。
その日その舞台と翌日は違うのです。ライブの音楽やスポーツももちろんその舞台にかけるものの重さはおなじようなものがあるでしょう。それでも演劇の無観客はあり得ないのです。
パリーグファンでサッカーも大好きの演劇青年だったのが、今は文楽にも憧れる私がいうのですから。

“イベント中止、一期一会の寂しさ” への1件の返信

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください