ポーランドという国

若い人には、ワルシャワというと音楽祭等で東欧の芸術や文化の都という響きで把らえられます。
ひと昔前の冷戦時代はワルシャワ条約機構という東側の軍事同盟の尖兵にされていました。第二次大戦でもドイツに占領されロシアにも領土を荒らされます。それ以前も分轄や植民地化で国が消滅の危機を経験しています。
ショパンは最も有名なポーランド人ですが、巴里に亡命し、『革命』のピアノ曲で祖国の独立を祈りました。
日本は概ね独立を維持し続け、革命も支配も経験していません。
このところポーランド人を描いた『熱源』『また、桜の国で』といった小説でポーランドが取り上げられています。コぺル君の元、コペルニクスもポーランド人。日本には少ないですがポーランド人が何人かおり、親日家は現地にも多いです。阪神大震災東日本大震災の支援が多かったのも親日ぶりがわかります。
平和を願い世界共通言語エスペラントが生まれたのもポーランドです。
しかしヨーロッパの平原で強い民族ながら、東にロシア、西にドイツとい超大国に挟まれ、長い苦難を日本以上に経験しています。
そんな東欧の国、一度は訪れたいものです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください