人生応援!

大手アパレル倒産、多くのスポーツ競技が中止で再会のメドの立たない中センバツに続き夏の甲子園も中止が検討されているとの暗いニュースが重なります。実際に、仕事を失った人や、お客さんが来なくなり収入が激減した人等はこのコロナ禍でかなりの人数にもなります。
政府の支援等、しっかりピンポイントでフィットして行き届くことは無理があります。これは現政府や官僚を批判するのではなく、そんなことは最初から無理です。
自由主義、資本主義の中で、現在働いていない収入が下がった全ての人に補償を配ることなどできはしません。自立支援とかいう制度がありますが、言い方は悪いですが経済的自立に関しては給付があればあるほど、人間は無理して辛い仕事等はしない傾向にあります。
そんな殺伐とした中でも、多くの人が助け合ったり、支援をしたり、巣篭りのモヤモヤを解消する手立てを考えたりしています。
医療や福祉、雇用の実務、相談等多忙で過酷な仕事に従事している方も、相手が感謝して喜んで頂けると少し報われた嬉しい気持ちになれるものです。
自分は不幸だ、不運だ、こんなに恵まれない人を安定した立場の人がなかなか手をさし伸ばしてくれない。だから愚痴ったり怒っていてもしかたないです。
オリンピックをめざし、甲子園やその他の大会を目指して猛練習し努力したのに出られない。その場がない。嘆き悲しみ、多くの人に「可哀想だ」と言われるでしょう。
それは人生の中の1ページ、運命と受け入れざるを得ないことです。「勤めていた会社が倒産する」「一生に一度のスポーツ大会の参加を逃す」「せっかく全てをつぎ込んだ自分のお店に誰もお客さんが来なくなった」これらは一見受け入れがたい不運であり、苦痛を伴う不幸に思えます。それでも真摯に努力したこと、積み上げてきたことに変わりはありません。
結果だけで判断されプロセスをみられなかったら、誰しもプロセスで評価して欲しいと訴えます。自分自身の運命の評価に関しては、自分が精いっぱいやったプロセスを一番良く知っているはずです。自分がまず自分をしっかり評価してあれば良いことです。
コロナ禍があろうがなかろうが、インバウンドバブルがはじければ、厳しかった会社もあります。スポーツイベントも人気や興行優先でバブリーだった部分もあります。
支援の手続きや、最低限のセーフティネットはそれぞれ制度としてあります。大きな夢は実現できず贅沢はできなくても、コツコツ努力すれば仕事ややれることは必ずあり、やってきたことは評価され必ず報われるはずです。
努力してきた人、試練を乗り越えてきた人、苦労に耐えられる人はどこでも重用したくなります。幸運だけで乗り切ってきた人、苦労しらずで立ち回るだけの人たち。貴方が人事採用担当ならどちらを選びます。結婚する相手としても、よく考えれば苦労を乗り越えられる努力してきた人たちに間違いないです。
人生は長丁場です。大きな悲しみとはいえ乗り越えられる1ページ。越えていく谷や山に過ぎません

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