政治には全国民が参加する 勉強は必要!

「政治に口出すな」「選挙で選んだ政府のいうことを聞け」はさすがに間違い:検察庁法改正問題、次の選挙で新たな政治体制との提案まで盛り上がりが続けられるのか。勉強は必要!

政治の一方だけを応援するような私のブログではないです(念のため)
ただ君主論やリーダーシップ論として。そして市民一人一人が生活していく上で政治にどうかかわるかの問題としてです。
ネット上などで議論が過熱しています。双方バックにレクチャーもついてたとしてもなかなか良く勉強されている芸能人の方もおられます。
私は左右どちらでもディベートはしますが適当でアホな解釈、安易な追随はしたくありません。正義の実現のみを願います。
 #検察庁法改正案に抗議します のツイート問題で右左でまた大揉めの炎上合戦。
声を上げた有名人に対して、政権擁護側が「政治を知らんクセに黙ってろ、歌や映画だけ頑張れ」とツイートして炎上し、またそれを非難するツイートも燃え上がる。炎上商法も入っているかもしれないが、こうなると右も左も極端なののしり合いになります。
検察OBも会見を開き、法案反対を表明し、反対ツイート側は盛り上がり、国会前もソーシャルディスタンスをとりながらデモも行われた。採決は19日以降に持ち越し。どうやら提案側も世論におされつつあります。
何か本質の分からない論客が罵り合っているようにも見える。

選びにくい選挙での政策:右左ともここがダメ

結局上から目線と嫌われるのですが
【右翼のダメなところ】
①批判のやり方ですが、芸能人や有名人に対して「政治を知らないくせに」とか「歌や映画だけやってろ」という右翼側のは差別的発言でさすがに論外です。若者の政治参加、選挙の投票率等どうでもいいことになります。選挙で現政権が通ったら何をしてもいいのかというとそうではない。
内閣にはたしかに任命権はあります。しかし法律を変えるには国会で決めないといけません。
いちいち政策で選挙し直しも実際はムダにお金もかかりできないです。
たとえば明らかに国益に反すること、官僚のムダ遣いやワガママを『選挙で選ばれた政権』が知ってか知らずか、進めるケースも出てきます。国民の賢い監視は必要です。
②『ツイートやデモ等せず、選挙で民意を示せ、投票率が低くても選挙で選ばれた政権に敬意をしめせ』『マスコミはこんなものとりあげず、選挙の投票率を上げる報道をしろ』との論調です。
ただ政党の政策で個人を選ぶ選挙ではそれぞれの政策が錯綜してしまい、原発はこうだけど憲法と経済はこっちとかいう場合選びようがないです。右翼さんもデモや街宣しますし。選挙以外の時期にも政治を国民が語りリコール等要求できる権利はあります。
③与党バンザイ、現首相ヨイショ派は野党をこきおろしますが、これだけ盛り上がるのはコロ対策の後手等も含め与党内の反主流の影響です。野党にそんなに力はありません。野党批判はズレてます。
④(これは未確認なウワサです)でもしょせん検察内の権力闘争ですから、与党ファンが擁護するのもお門違いかもしれません。結局は検察が力を持ち引退後の政治家閣僚が逮捕されることもあり得ます。
⑤森川さんを定年延長する程の特別に優れた人物なら、その理由をはっきり示すべきです。検察側が推しているというのは言い訳でしょう。今回のように1年契約の見直しのアルバイト雇用契約みたいなのは恣意的に運用といわれてもしかたないでしょう。(まあどこでもありますが検察トップですから)内閣として具体的に理由を示し、何年ともはっきりいうべきで、前例になればスッキリしてよい。
⑥「何年も前から(民主党政権時代含め)公務員の定年延長を進めてきた一環だ」それは違います反対されてるのは抱き合わせた検察庁法のこと。
【左翼側のダメなところ
三権分立のピンチは被害妄想。検察は基本、三権の司法ではない独立性はあっても行政。検事総長、検事長の任命権はもともと内閣にある。根本にあるのは理解、説明不足。
②OBや現役の若手はそりゃ反対する。先に退いた連中は『俺らは引退させられた』といじける。若手は『ポストが占められ出世できない』から愚痴る。それ自体は当たり前のことです。
③いずれにせよ、公務員民間問わず、定年は延びる。むしろ世間が55歳定年だった1980年代から変わらず63歳は遅いくらいです
④この盛り上げの後、採決が終わって嘆いて終わりではそれだけです。次の選挙で、、投票する枠組みや基準を決めておかないと、こういうのが毎回愚痴に終わります。難しさはありますが連立した場合も課題と政策をはっきりまとめると与党の脅威になり、与党もピリッと緊張します。
⑤もちろん、政治の勉強、理解をしなくていいわけではないです。しっかり勉強しましょう。

基本的には検察庁内の権力闘争に行政が付き合わされたという感じです。左右別れて喧嘩するほどでもとは思います。政治の勉強を国民が始めるきっかけになったならGJです。
内容は政府側も今ひとつ説得力がなく、深い理解も法相にはないようです。意地でも採決したいでしょうが、直すところはいっぱいあります。じっきり考え 政権内、与党内外で話し合う方が良いとは思います
個人的には政権をとりまく閣僚や官僚の中にリークはおろか、間違った進言をしてミスリードしてわざと恥じをかかせるような輩が跋扈しているようで、何だか孤立したトップに哀れさを感じます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください