地元商店街にエール

個人商店が後継者問題や、大手進出、流通や販売構造の変化で先細り、シャッター商店街等と揶揄されてかなりの時間が経過しました。
かつてはイオンモールを凌ぐ賑わいとか楽しさがあった商店街も、次代とともに生き残りは厳しくなり、今回のコロナ禍で、生き残れるとろは少ないと言われます。いくつかの給付や支援もあってもなかなか聞けば厳しいものがあります。
インバウンドバブルに合わせ、拡張したり依存していたところは当面戻りません。
私は京都の下町を代表する大きな商店街の中にある店舗付き住宅に生まれ育ちました。社会というのはいろんな店の人たち+農業ぐらいで成り立っていて、サラリーマンっていった何やってる人かと思っていました。
そんな商店街、今はイベントやおしゃれな店も増えて個性化でつないでいるところもあり、私の実家のあったところもそです。
かつては市場の役割で広い商圏も持っていましたが、今は生鮮等が主要ではなくなりました。
生活必需品はスーパーやドラッグ、ネット通販で買い、リアルの何らかの楽しみを商店街に求めてくる人の割合が増えていました。
私は二男で後を継ぎませんでした。残念ながら実家も他人の手に渡りましたが故郷は「商店街」です。
朱川湊人さんの小説「かたみ歌」にでてくるアカシヤ商店街。昭和30~40年代の描写にジンと来ます。
今回のコロナは厳しいですが、精一杯地元にエールを送って欲しいです。ネットは便利ですが地元に店がコンビニだけでは寂しいです。

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