6月10日は時の記念日です。
671年天智天皇が漏刻(ろうこく)という水時計を設置したことに由来するとされています。
時や暦は政に重要なものであり、天体の動きによる時計もあり、暦と繋がっていました。
特定の星の位置を観測した星時計もありました。
あいにく梅雨の季節で夜空を見上げたりしなくなります。そんな6月、雨の日ばかりではないので、晴れた日は春から夏のいろいろな星が観測できます。月食も21日に控えています。夏の大三角形が西空に出張ってきます。
地上の喧騒をたまには忘れ、星空から地上にエールを貰ってください。
空には悠久の時を刻む星があり、ちっちゃな地上の人間の目の前の悩み事の何と些細であることもわかります。
どんな権力を持とうと時を巻き戻すことはできません。
いろんな想いでこの一瞬一瞬を大切にしましょう。