Go Toキャンペーンは政争の具ではない

政府がコロナ関連での経済復興対策として、旅行や観光の業界と地域活性のため。GoToキャンペーンという旅行関連の給仕支援を今月22日から始めます。
私の同級生にも音楽関係の方、スポーツに携わる人がいますし、飲食や観光に関係する仕事に就き生活がかかっている人はもっと多くいます。外国からのお客さんが全く望めない中、少しでも仕事を回さないとやっていけないのは事実でしょう。当事者でない友達はやはりGoToに批判的な方も多いです。どちらの感覚もわかります。
織り悪く、新型コロナウィルスの感染者はこの1週間緊急事態宣言解除後最大を更新して東京を中心に各地で増えています。このキャンペーンの延期を訴える声も上がっています。
しかし、重症者や死者は少なく、若者を中心に軽症者や無症状者が多いのも特徴で、4月あたりはカウントされていないレベルの人も入っているのいう向きもあります。
潔癖型の自粛論者を煽動して政府批判系の強い向きがキャンペーンをディスられているようですが、移動制限や活動自粛で苦しむのはやはり旅館や飲食、土産物屋等です。
しっかりと体調を整え、旅先の施設などもきっちり対策されていたら個人の旅行での感染懸念はあまりないように思います。
今回は演劇などでもクラスターが発生しました。その他「夜の街」だけでない感染要因、場所もあるようです。
私も友人のライブ等、対策はとってい頂いていると信じますが公務の立場上万一を懸念していきませんでした。
音楽関係、演劇関係、飲食や土産物販売、旅行業界。それこそ軽症ではなく、倒産や失業のカウントダウンです。これから数か月、匙をなげる経営者は多く控えています。普通にやっていても失業や倒産はどんどん増えていきます。インバウンドが皆無なだけであと半年もたないところが多いでしょう。
このキャンペーンで全てカバーはできないでしょうが、老舗の旅館や料亭、旅行会社や観光の多い鉄道会社さえ1年持つか持たないかです。
当事者でない方は、「現政府がどうのとか、どこかの代理店がまた中間利益をえていようが」矛先は変わる批判に飛びつきます。
当事者でない人がどう言おうが、今生きるか死ぬかの人はキャンペーンを盛り上げて欲しいのです。感染拡大に関してはすでにプロ野球やJリーグも、TDL等も再開しています。関係者含め何千人何万人と移動しています。高校野球等の代替の大会も開催されることは賞賛され、藤井聡太さんの将棋なども関係者やマスコミ、ファンを含め多くの方が移動していますがとくにディスられていません。
個人の旅行など行程を明白にすれば感染のリスクはずっと小さいはずです。
考え方は両方あるのは良くわかりますが、こんなものは与野党や右左の論争とは違います。
改めてコロナは完全消滅はないのでWITHコロナの時期だということを冷静に考えて、いただきたいのです。

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