百貨店が消えていく時代か

昨日でたまたまいくつかの地方百貨店が閉店に追い込まれ、徳島県には百貨店がなくなりました。なくなりました。山形県に続き百貨店ゼロの県になりました。
写真の銀座等はまだ大丈夫でしょうが、これからローカルの経済の落ち込み、過疎ととともに老舗的な店はどんどん消えます。ダイエーが消えたようにモールもそろそろ下火の時期です。
私が学生の頃にできた滋賀県の西武百貨店大津店も廃業になりました。化粧品会社で滋賀県を営業担当している時1990年くらいのバブル期でした。イケイケ時代の西武で百花揺籃のブランド、化粧品も外資クリニーク等導入されれば若い子が行列して買っていきました。
どちらかというと、梅田や京都四条の老舗の百貨店とは違う、一時期のアウトレットに近いような斬新なイメージでした。
イオンモールもキューズモールも無い時代でした。
化粧品は強引なアプローチ販売もやっていました。キャッチセールスも悪質でも取締り緩い時代でしたから、消費者も弱くコンプライアンスもユルかったのです。
私自身はバブルをバブルとして感じてはいませんでした。たまにイベントを企画して売り上げを作らないといけない。嫌な仕事の取引先としか思えなかった30代に差し掛かったばかりの時です。
その後も西武の前はよく車で通りました。さらに大きなモールやカテゴリキラー、コンビニそしてネット通販の時代になるに従いその輝きは失われました。
著名な建築家の建物ですが、取り壊されるのは寂しいですが、時代流れでしょう。脹らみ過ぎたバブルはやはり消えるのです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください