日本の将来を支える次のトップに期待する

20208月安倍晋三総理大臣が体調を理由に辞意を表明されました。
いろいろ問題もあったようですが、コロナ対策に最後は忙殺されお疲れ様とは言わねばなりません。
日本の政治のトップは直接民主制ではなく、国会議員により選ばれます。実体として最大与党の党員投票か、国会議員や地方の代表等の投票で決まります。
コロナ感染症の対応等で、大臣とともに各都道府県知事や市長等が注目されました。こちらは直接のそれぞれのエリアの有権者の得票で決まります。若い首長や、危機対応の能力に劣る首長も見受けられました。
私は政治家が若ければいいとは思いません。しかし内閣がそろって60代、70代ではちょっと厳しいとも思います。たとえば経営トップなどは70歳くらいのキャリアと経験、危機管理能力を備えたカリスマはおられます。実際に行動力や思考力なども含め、体力もヒケを取らない人はいます。
常に若い国民感覚を掴む意欲と、日本を支えるひた向きな愛国心さえあればいいのです。
しかし閣僚や参謀、秘書官等は若い意欲と体力が必要です。
派閥順送り等で、年功や当選回数で、専門知識も品格もないような人が、法務大臣や防衛大臣になった例もありひどいものでした。
ただ大臣になればいいと思っていた人間など、コロナや震災等の有事には使いものになりません。
政権の維持、政党やグループの維持拡大も必要ですが、そんなことは目的になってはいけないことです。
首相など誰がやっても激務ですし、文句を言うのは簡単ですから、個人的な中傷はしません。経済にしろ感染対策にし、少子高齢化、防衛や外交、内外の諸問題は山積みです。長期政権で一党独裁でさえ、憲法改正や拉致問題は一歩も進みませんでした。
権力等はどんなに高い地位に登っても、何もかもが自由になるわけではありません。社長でもそうです。社員や愛用者、株主、消費者すべてを知り、未来を見据えて貢献する姿勢がないと誰も、心から従いません。

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