台風に備える9月

戦後すぐ昭和30年代までは被害の多かった台風に地名をつけて伊勢湾台風とか、室戸台風、枕崎台風等と語り継がれています。
当時は河川の護岸も建物も今ほど頑丈でなく、死者や家屋の被害も桁違いに多かったのです。
京都では伊勢湾台風以来それほど大きな台風は来ていませんでしたが、平成30年21号台風は関空の連絡橋を破壊し、京都の建物や道路、樹木などにも大きな被害を出しました。
今は進路予想も勢力の推移もかなり正確になってきました。
ハザードマップもあり、避難所も用意されています。それでも台風の風水害はまさかと思う時と場所に発生します。
多くの被害を出さぬように、助け合い声を掛け合うことが必要です。また大型の台風が日本に近ずく傾向があるうとすれば、災害の可能性の多いエリアは、自治体としても河川や下水等を回収するのか、予報の段階で公共施設や契約宿泊施設等避難してもらう体制も考えます。将来的には緩やかに非居住を進めていく選択もあります。
地震や津波でもそうです。何度か警報や避難勧告が拍子抜けの空振りでも絶対に油断は禁物です。
災害との戦いと共生は日本の宿命です。

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