コロナ差別をする残念な人間になるな

私の住む京都でもコロナ感染のクラスターの高校名、とても発表できる世相ではないようです。
いくつかの自治体のHPの事例等でも
① コロナ感染者の家に悪口の貼り紙したり、石投げる。
② クラスターの出た大学に脅迫やメール、嫌がらせ等の差別行為をする。
③ 医療関係者やトラック運転手、止むを得ず感染を出した、病院や地域にいたものを、、罵ったり、学校や保育園等にその関係者の子供の登園通学に嫌がらせする。
④ 感染の多い地域自体を、クルマを傷つけたり帰省を非難するなどの行為をする。
結核が不治の病で隔離され、ハンセン氏病が籟病と言われ島に幽閉され、原爆の放射能の傷害も虐げられた戦前、戦中、あるいは戦後まもなくの横溝正史「八つ墓村」の時代ではありません。
現代の日本、日本人がこんな差別を行っています。
なぜこんな差別が生まれるのでしょうか。抑圧された感情のなせる業です。目に見えない感染症の恐怖や、さまざまな不満や不安から、見えている「誰か」を攻撃すること、排除することで、逃れようとする心理です。
厳密なことを言って、「自覚を促す」言動等も、それ自体は正論なようでも、結局は非難や差別を恐れるために、隠蔽を助長することになります。隠蔽は感染拡大につながり、封じ込めは困難になります。
結果として、正論のような注意喚起の言動も含め、差別を促し、感染を広めるのです。
1.情報を鵜呑みにせず、確かな情報を入手しましょう。
マスコミやネットには一部は事実でも、偏見や固定概念を受けやすいものがほとんどです。
2.情報やウワサから完全に距離をおきましょう
情報そのものに中毒性の毒があります。しばらく離れると落ち着きます。
3.医療従事者、他人を敬いましょう。
花火だとかライトアップとかでは、感謝してもいざ当事者やその関係者となると、近寄りたくない思いが湧くかもしれません。でも本当に現場にいる人の大変さを考えましょう。仕事を失った人も大変ですし、現場の仕事に就き働く人もまた大変です。
4.人それぞれの対応を尊重しましょう。
コロナに罹りたい感染拡大させたいと思う人等いません。それぞれの行動、対応には人権があり尊重されるべきです。



日本赤十字やいくつかの健保、自治体HPを参考にしました。

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