ハンコ廃止といっても銀行印や実印まではまだ、その本丸は

ハンコ廃止と大アドバルーンを政府行革大臣が上げました。
しかし書類を減らし、テレワークをするための認印なら、ちょっとやり方ですぐにでもできる。実際にゴム印や3文判でハンコ屋さんは儲かっていません。
本丸は、実印、銀行印でしょう。
実印がいるような書類、土地売買や相続はハンコ以前に複雑煩雑な書類の提出の方が問題です。不正とかセキュリティとはまた違う問題です。
銀行も、銀行経営が破綻しかける中、ほんの一部ではサインOKも出だしています。それでも大部分は旧態依然、ハンコが少し欠けても、修正に銀行印が使われなくても即返戻が実態です。
末端でチエックして、ルールを適用している人は仕事に忠実なので仕方ありません。しかし、役所や銀行は結局アタマがよく金と時間と知識のある人でないとクリアできない規則が多いのです。
こういった弱者を救済しつつ、申請や本人確認を楽にして、経費人件費を抑える方法を構築することは急務です。決して不可能な難題でもないでしょう。
業界団体の反対は、どうも表面だけの問題で、奥にはもう少しきな臭い改革反対の抵抗勢力が暗躍しています。

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