ときめきを忘れない生き方「毎日が文化祭」

替え歌メロディー等コミカルな即興的な歌の嘉門達夫さん。実はしっとりしたいい曲もあります。
子供とふざけて入れた中に、「毎日が文化祭」という自叙伝的な歌があります。
16歳にして生まれた町、群れから離れ、母も心配した独自の道(お笑い、芸能界?)へ歩んだ。
遅くまで準備した文化祭
僕だけ一人違う道を行く
不安とちょっとした誇らしさ
ドキドキしてた がむしゃらだった
今もあの日の気持ち忘れない
計算のないあのエネルギー 
ときめきなくさず いつまでも生きたい

故郷への思い、淡い思い出、苦い思い出が伝わり、それでもときめいて生きていく、なんだかスゴイ生き方だとも思うし、同年代(少し上)で、もちろん平凡なサラリーマンでも誰一人同じ生き方もないし、苦労しなかった人はいないでしょう。
誰もが振り返る青春の思い出と、いつもそういう熱い気持ち忘れたくない思いが伝わってきます。
「毎日が文化祭」の題ですが文化祭の描写はこの1行だけ「遅くまで準備した」だけです。
それでもなんとなく、彼が文化祭に注力したこと、多くの生徒たちの思い出に頑張っった人もそうでない人も文化祭があり、そこで培った情熱を社会で大なり小なりぶつけて新しい思い出を作っていることに共感するのではと思います。
そしていつまでもそんなときめく気持ち忘れたくない生き方。還暦を過ぎて数年の大先輩に教わります。

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