はんこは象徴だけ,真の行革に期待する

ハンコの廃止など政治パフォーマンス、皮相的なものです。
もちろん旧態依然の既得権の役所の人に覚悟を見せる意味は強かったでしょう。
しかし本当の意味は聖域のない改革です。赤字の国や自治体でもリストラはおろかボーナスも減らせない。配置換えやIT推進もできなければ、今後の日本は役人天国の国民地獄です。
少子高齢で数少ない働き手が高給の役人を支えるだけでは日本が成り立ちません。」
赤字の大企業なら早期退職、配置換え職種や業種も変わって当たり前です。
黙って書類を確認してハンコを押す管理職が、民間と違いこのの公務員の管理職にはまだまだいます。管理職なので決済のハンコの数は膨大で、チエックするのは大変な仕事です。それでも今は民間企業の管理職でそんなことやってるところはあり得ません。Aiといかずとも其れに近いソフトがチエックして、ポイントだけ優先順位をつけています、管理職の仕事は機械やアルバイトができる目視ではないのです。
申請など紙が多い、ハンコや戸籍などは必要だとしても、何とでも工夫できるのが今の時代です。行政書士や司法書士などの士族もなくなるかもと自覚はしているのです。もちろんなくなると困る仕事とは思って、次の時代は予期しています。でもなんだか政府も官僚トップも重い腰上げないゆるゆるだなあぐらいにしか思っていないのです。
はんこ屋の業界が反対しています。メーカーや販売店が反対するのもわかります。しかし本当にこの業界の社長が息子に跡を継がすようなものだと思うでしょうか?私でなくても30年前くらいから将来のアブナイ業種と感じていたでしょう、21世紀に生き残ったことが不思議なくらいです。
そんな旧態依然がまかり通るこの国は伝統を守ることと、既得権者が甘い汁を吸うことがごっちゃになっているのです。
狭い業界のことだけでなく日本全体が変わっていけるか行革の正念場です。

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