コロナとインフルエンザの違いを賢く知る

インフルエンザも新型コロナも広い意味ではウィルス性の風邪、感染症であり似ている面も違う面もあります。
その特徴を知り賢く恐れる必要があります。
致死率、毒性は基本的には変わらないか、総合的にはインフルエンザの方がやや危険
なぜインフルエンザの方が危険となるかは、シーズンの死亡者、重篤者が圧倒的に多く全年代にわたるからです。コロナは30代以下では重篤になる比率が極めて低く死者もゼロ近似、10代以下は死者ゼロです。インフルエンザの年代別死者数、比率はフラットに近いグラフになります。コロナは60代以上に集中します。症状だけ考えれば学校閉鎖等の必要もないのがコロナです。ただし、高齢者、基礎疾患者にとってはやはり生命の危機へのトリガーになり得る危険性をはらんでいます。怖さはコロナが著しく劣るわけでゃないです。
一応患者への治療薬などの対応は確立して感染者の重篤、死亡の割合は第1波時期よりも随分改善されているようです。それでも絶対数が増えだしているのが現状です。
そして問題は感染力の違いと無症状軽症の割合の違いです
潜伏期が短く感染力はインフルエンザが強いそうです。インフルエンザは症状がでて治まって直後2日間ぐらいまでが他の人に感染させるようです。コロナが厄介なのは症状が出る前2日間ぐらいから感染させる力があり、無症状のままでも感染させていくようです。
これは20代~50代がTRAVELや通勤通学、家庭職場地域で広げていると、GOTOのキャンペーンが議論される訳です。インフルエンザに比べ無症状のまま、感染を広げていく若い人が多いことは、不要不急の外出こそ止めても、実質の経済活動をロックダウン的に抑えることはデメリットの方が多く効果は薄いと思います。
高齢者への集中的な対策、治療などで効果的なものがないか研究が待たれるところです。
差別、イジメの問題も大きい
コロナは指定感染症2類ということで、物々しい防護服で隔離され4人以上の医療関係者が担当します。しかし致死率8割のエボラ出血並みの指定が1%程度のコロナに当てはめるのは学術的に正しいかは疑問も多いところです。後述の医療崩壊の問題とつながります。コロナ陽性となれば患者も医療機関も家族も職場も大変なことになります。このことが隠れ感染者を増やし、感染を広める事態にもなっているのは想像に難くありません。
インフルエンザなら差別されないのにです。もとより、ハンセン氏病やエイズやLGBTなど差別はいけないとわかっていながら、コロナ感染者を排除誹謗する流れは止まりません。潔癖に自粛を促す正義派の方が知らずにこの誹謗イジメ側に追従するケースが多いのも残念です。
  外国での現状、医療崩壊については明日に続きます。

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