ミステリマニアで鉄道マニアから見たコロナ専門家の嘘と真実、コロナは確実に終息に向かっている!2021年へ

2020年約2000人近い方に当ブログを訪れていただきました。ありがとうございます。
東京2020五輪年と思われたのがコロナ禍一色の一年でしたが、若い方も高齢の方ももっともっと希望をもって生きれる世の中にと願います。
コロナは警鐘という意味で非常に悲観的な情報も流れ世の中を暗くしています。これは専門家や報道の立場それぞれで仕方のないこともあります。しかしあまりに情報が多いので麻痺とか洗脳と言われかねないデバイスの働いた状態となっています。文系理系というとそんなに単純でもないのですが、ウィルス、感染症等はもともと基礎知識がある人が少ないのです。どうしてもテレビのニュース番組やワイドショーのデバイスのかかった報道や出演コメンテーターの見解を知識として取り込んでしまっている人が多いようです。
例えば私の所属している鉄道とか、ミステリの仲間だと事件がその分野で起こり、生半可な報道が出てもすぐに総ツッコミが入るベーシックな知識のある方が多くおり、そこから検索や仲間の理系専門家をあたりすぐにああだこうだとなります。ある程度の層のオタクとか素人専門家がいると、官僚とか政府、マスコミの恣意的な記事に騙されない素地となります。ところが感染症にはそもそもオタクがいません。
だから平然と、強引で脅迫的な煽り、意図的に隠されて危険な部分のみ強調された報道がまかり通るのです。
われわれも毎年インフルエンザの流行を聞きながらもそもそもウィルスの感染とはどうしておこるのか等気にしたことはないのです。感染すれば高熱にうなされるインフルエンザと、感染しても軽症無症状が9割以上の新型コロナの違い、恐ろしさもなんだかよくわからないです。わからない恐怖がこのインフォデミックの正体です。


【インフルエンザ新型とコロナがW流行しないわけ
たとえばこの秋冬でインフルエンザの感染は皆無といっていい状態です。
一時期はコロナとインフルエンザがW流行して医療機関も大変な冬が来ると煽りがありました。完全なデマゴークでした。
もちろんその可能性はゼロではなかったし、今からでもW流行の可能性は完全にゼロではないです。コロナの予防対策がインフルエンザを完封したからだという専門家もおられますが、そもそもインフルエンザとコロナはウィルス拮抗という干渉しあう可能性が高く同時流行する可能性は極めて低いと見られていたようです。確かに油断は禁物ですが毎年何百万人も罹患するインフルエンザも流行して、診断のややこしいコロナも同時に流行ると大変だと素人は悲観してしまいました。ウィルスが拮抗するということを知識として知っているかどうかで社会は安心できる。それを報道せず、恐ろしい方の可能性だけでミスデレクションに導くコロナ報道にはこういう例が枚挙にいとまないのです。


【感染力と強毒性は反比例】
最近の変異ウィルスが見つかり感染力が従来の1.7倍という報道も、センセーショナルに大きく見出しトップで伝え、毒性にあまり言及していません。毒性は確定していませんが従来より強毒ではない可能性が高い。ウィルスの一般知識があれば感染力と強毒性はほぼ反比例することがわかっているはずですが、一般の人はウィルスが変異というと強毒化という近未来SFパニック映画、パンデミックをすぐ想像するようになります。しかしウィルスが宿主を殺すほどの強毒を持つことに意味はありませんむしろ共存を望んでいて結果的に基礎疾患者が重篤化するだけです。
致死率の高い感染症で感染力が高いものがないことは少し学べばわかります。コロナの変異で厄介なのは感染力が強く、そこそこ毒性があることです。それも日本人の大部分には軽症無症状で終わり、免疫獲得者となっている可能性が高いです。
今の日本で最も怖いのはインフォデミックでの医療崩壊で、受けられなくなる救急医療や疾患で命を落とすことです。最終的にコロナ関連死となってしまうかもしれませんが、基礎疾患のある方は投薬や定期の診察をやめることは命取りです。


【統計数値の見せ方による煽り】
毎日毎日感染者数の数字と、重症者数、最近は病床の逼迫を表す病床使用率がでています。数字が跳ね上がると街頭インタビューで「それは大変だ」「気が緩んでいたからだ」「政府のGOTO施策で人が動いたから」「対応が悪い」という声が拾われ報道されます。
一体、一般の人に聞いて東京で1日900人の感染は多いのか少ないのかどうなのかなど難が基準なのでしょう?
陽性者数はPCR検査をすればするほど一定の割合で増えていきます。これは感染拡大の国であればほぼ一定の範囲の割合です。もちろん高熱や咳が出ている人だけを検査した結果なら陽性率は上がり、濃厚接触者まで広げると下がり、無症状の不特定任意だとさらに一定の下限まで下がります。感染者の絶対数がイギリスやアメリカで4万人とか5万人とか言われますが、日本では検査数がそもそもそれ以下ですからそんなに増える心配はありません。
厳密にいうとPCR検査は死滅したウィルスにも反応するので陽性者イコール感染者ですらありません。
病床使用率はまさに分母によって変化します。あまりにも少ないベッド数の分母に驚くのが自然です。イギリスなみに患者が増えたらどう対応するのか、外国は日本のように感染症2類相当に扱ってはいず野戦病院さながらの戦いになっていますが、他の専門医やインターンも総動員し国の指示で病院ごとコロナにあたるなどいろいろな不自由はでてもオール医療機関体制で戦っています。
日本は少ない感染者で医療崩壊寸前と言われながらもICUのほとんどを温存したままです。

【スウェーデンを黙殺したい? 
イギリスが徹底的にロックダウン政策で他のヨーロッパも追随、スウェーデンだけが経済を通常通り回し自然に集団免疫を獲得する政策とつたえられました。先日、結局死者が増えて国王が失敗を認めたという報道がなされています。イギリスのロックダウンが到底成功とはいえず、スウェーデンの方が経済を犠牲にしていない分成功しているといえるのにどうもコロナを軽く見ているような国や指導者は徹底的に無視するか失敗を大きく報道する傾向にあります。
実はスウェーデンも部分的な規制は実行しており、日本に近い施策です。集団免疫獲得とはいえコロナを積極的に感染させているわけではありませんし、感染予防していないわけではありません。
ただスウェーデンは終末医療の考え方が日本と違い、高齢者に必要以上の点滴や胃ろう、人工呼吸等の延命治療はしません。その分コロナによる関連死は統計上跳ね上がります。それでも雇用や産業までずたずたにしたイギリスのロックダウンはリバウンドを含めると何の意味もない政策だと証明されているように思います。日本の医療関係者も追いつめられると、緊急事態宣言、ロックダウンを求める向きがありますが長い目では無駄でマイナスです。


【新型コロナの終息とは、ゴールや目安こそ数字で示して我慢させないと
新型コロナの終息は基本的には国民の多くがいわゆる集団免疫を獲得した状態です。毎日毎日感染者数が出ていますが9割以上が重症にもならずやがて陰性になり免疫獲得しています。この後ワクチン接種者と、統計にでない免疫獲得者を合わせて人口の6~7割に達すると終息状態と言えるそうです。目に見える数値でいうと3割程度と言われます。これも何割、何人と専門家は断言できないのですが本来このゴールが誤差はあっても示されてこそ人々は耐えられるのです。
今日感染者はこれだけ増えたけど、重症はこれだけで、軽症がほとんどでゴールまでまたこれだけ近づいたというのがこの毎日の数値です。医療機関が厳しければ感染を安易に増やせないですが、感染者が増えても入院が少ないことは幸いであり絶望ではありません。終息へのステップです。

山中伸弥教授のホームページも大変詳しく、分かりやすくリンクも豊富で参考になりました。感染者数ではなく自治体10万人あたりの感染者という切り口もサイエンティストらしいです。
小林よしのりの著作も、強烈なインパクトです.ワイドショーばかりで毒されている向きには一読をお勧めします。著者の右翼的な著書には賛否多いですが、研修熱心でアグレッシブな論客です。

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