2021年を占う

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西洋占星術で2020年のコロナ禍が当たった占い師がいるのかというと、正確なところはよくわからないです。
占星術は生まれた時間と場所の星の位置をホロスコープで判断して占います。国家とか総理大臣ならその誕生の日です。日本国家の誕生日は難しいです。自民党政権誕生とか党の誕生、現総裁の誕生日で占う方法もありますがこじつけに近くなります。
社会や政治の全体を占う人はたまにいます。売名行為の後付け等はよくありますが、私が考え占星術、占いはあくまで個人の運勢です。
12星座による1年の運勢もよく雑誌などで見かけますが、大まかなグループとしての個性はあるのですが、運勢となるとやはり正確なホロスコープで見てもらわないと分かりません。
日本がどうなるかという大きな流れは、外惑星の動きにからんでいて1年単位では大きく変化はありません。コロナ禍も昨年と変わらないということでしょうか。
新型コロナウィルスは経済や社会に大きな打撃を与えましたが、大都市への人口集中の弊害、少子高齢化の問題等元々日本が抱えていた懸念が顕在化した、あるいは加速したといえます。これらの動きも吉とも凶ともとれます。高齢化だからいけない都市一極集中だからいけないとかの問題ではなく、こういう現象が出てどう対処していくのが良いかなのです。
10年~12年の周期ですと大きな災害や政治の変動もあります。そんな中で一人一人の運命もそれを吉ととるか凶ととるかは変わります。
確かに飲食業の自営の方等は厳しい状況です。他方水商売なんだからいい時も悪い時もあるという見方をする人もいます。これはファイナンスでいうバランスとうのかリスク分散の考えが必要なのと同じです。
右肩上がりで人口が増えた時代は、個人の模倣と努力だけである程度成り立った商売が難しくなっていくようです。原発とかガソリン自動車とか、100%依存していると急に梯子を外されることもあります。長く生きるために方向転換するには、常に変化への対応や蓄え備えが必要です。大きな企業だと第一線で今の商品を売る営業部隊と、次に何を作ればきかを考える開発部隊に分かれるわけです。
働いている方もいつまでも職場がそのままあるとも限りません。何か標準以上のスキルや強力なコネクションを身に着けておくことも大事です。

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