東京オリンピックがコロナ禍で1年遅れた上、それでもまだ実施できるか難しい情勢で混沌としています。
その先の大阪万博は、コロナ禍で工事が遅れています。実現できても断続的に波が来るコロナが2025年の前にそれほどの海外からの来訪、集客を望めないかもしれません。
それでも万博は日本の未来のための是非中止にはして欲しくないです。五輪が一過性のイベント要素が強いのに対し、万国博覧会はその先の未来のために継続していく文化イベントです。
そこで紹介された国や企業の提案を、日本はどう受け入れ消化して取り込んでいくかが、大きなカギになります。
1970年の日本はまだまだ経済成長の途上でした。2025年は先進国としての立場とはいえ、守りの立場ではどんどん追い抜かれていきそうです。
環境や持続性等課題のハードルは上がっていく未来で、ここへ来て感染予防という開催の足枷もできました。条件があればあるだけ、それに見合った優れたものをつくっていく。そんな日本の技術力に私は期待します。