マイナンバー保険証がわりに見る日本の危機

今月からマイナンバーカードが健康保険証として使えるってニュースが流れました。
顔認証とパスワードを、医療機関の端末で操作している動画が流れていました。
少しガッカリ、怒り心頭、後にくるこの国の閉塞感をおぼえました。
明らかに超ハイスペックのテレビで顔認証するカードリーダー使ってやってたこれ、かなり高コスト業者に金流れてるかに疑念も沸きます。
しかも町医者とか全ての医療機関に2年後?実現するとして莫大な時間やお金が必要ではないでしょうか。
何か違ってる感じです。保険証持ってないとき、12桁のマイナンバー叩けば(手入力)証明になり、本人と顔写真つきのカード付き合わすだけで済むことではないでしょうか。
何で難しく考えて業者に金が流れることしかやれないのか国は。
12桁の番号があまりにも先に流れたたため、その重要性、機密の必要がわからず、結局顔写真+別の暗証番号が必要となっています。
マイナンバーカードが免許証にもなる時は、全ての検問やパトカーにカードリーダーつまた多額の公費を使うのでしょうか。
ワタシはマイナンバーの制度は必要だし、すでに国民には住民票コードから個人番号は付与されているので、特に口座の紐付けも早くやった方が給付金等の時に便利だと思ってました。
でもここまでシステムを高コストにする必然性はないと思います。セキュリティは必要ですが、シンプルに政府も国民もこの制度に向き合い、できることはあるはずです。
給付金の振り込み、ワクチン接種の記録など、デジタル化で便利にできることは多いはずが何だかこの国は遅々として進まないことが多い。
長年の政界、官僚、財界の癒着、改革への理解とリーダーシップの不足なのでしょうか。失われた30年と言われる日本の国力の相対的地位の下落危機に何とか踏ん張って上昇して欲しいと願うものです。

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