マイナンバーカードが保険証替わりという詐欺まがいの大嘘

マイナンバーカーでの保険証利用がシステムの関係で延期というニュースが流れました。
羊頭狗肉で嘘ではないが元々詐欺みたいな宣伝のしかたでした。
何が誇大広告かというと
【1】カードリーダーの機械を導入してる(できる)病院が元々1割にも満たないのに、3月に試験導入されると大々的にニュースで流し、未申請の人に『マイナンバーカードが保険証替わりとしても使える』とDMまで送ってました。
これでマイナンバーカードを作ろうと思ったという声も聴きました。
今、みんなカードや証明書類がポイントカード含め多すぎてまとめたいとは思っています。その心理をついたのでしょうが保険証がなくなるわけではないのです。
【2】たとえ高価な機械を業者と癒着してどんどん導入(それも大問題ですがここは触れず)できたとして、それはマイナンバーカードイコール保険証ではないのです。
今、保険証はそれを見せるだけで使えます。

マイナンバーカードだとなぜかと、ても面倒くさいお金のかかってる機械による顔認証+暗証番号が必要になるのです。
高齢者に4種類の暗証番号を使い分け記憶するなど土台無理で何かに書き留めて結局危険な状態で入力せざるを得ないでしょう。
これはセキュリティのためという本質から、お金をかけて一見安全にしているようで実は不便で危険な状態にしてしまっています。
今の保険証、12桁のマイナンバー通知カードのセキュリティだって危ないといや危ないものだったけれどそれなりに運用されてました。
ただ、認証をシンプルにしないと、お年寄りは他人に頼り騙される機会が増えて結局危険なものになります。
今まで通り保険証を見せるのと同じようにマイナンバーカードを見せて診察券を持ってきた患者さんに、念のため顔とカードを確認する(これだけでも今までと格段に不正使用も防げる)念のため住所や生年月日を確認するだけで十分ではないのでしょうか。
お役所の上の方はよほど金に目が眩むのか、業者のプレゼンに騙されるのでしょうか、マイナンバーカードの日本ガラパゴス的リーダー機械など不要です。
どこの、病院でもレセプト(診療明細)用にに使うパソコンも通信環境もあり、それ自体絶対群れてはいけない個人情報が管理されやりとりされています。そこにマイナンバーカードのシステムが無理に横入りする方が素人が考えても危険に見えます。安全だとしても費用対効果で大いに疑問です。
コロナ禍で負担の大変な病院にムダなもん買わして、お年寄りに不便なことしてもしょうがないです。そして病院の負担増は結局、まわりまわると医療機関の経営難、医療費の高騰や増税で国民負担になります。
マイナポイント等一過性で、効果などしれています。
そんな姑息な策より、国民の心に安心なで安価なシステムを提供すべきです。厚労省の末端で行政サービスに携わっているものとしてあえて苦言申し上げます。

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