朝ドラ「おちょやん」生瀬勝久     #おちょやん#生瀬勝久#NHK朝ドラ

NHK朝ドラ「おちょやん」生瀬勝久演ずる脚本家長澤のセリフ『ラジオドラマを通じて、戦争で親を亡くし、傷ついた子供たちに生きてさえいれば、人生面白いことが起きると伝えたい』なんだか万感の思いがします。
終盤短い登場ですが、私と同世代の生瀬の演技にもぐっとくるものが。京大の劇団そとばこまち出身ですが、京大卒ではなく、彼は私と同志社大学の一年後輩。
キャンパスにはたぶんほとんどいなかったでしょうが、同志社の第三劇場という劇団から辰巳琢郎(当時つみつくろう)の誘いで移籍しました。
槍魔栗三助というとんでもない芸名の熱いし、インテリでもあるのですが何をしでかすかわからないエキセントリックなヤツでした。
NHK等に主演するおり本名としました。もう芸能界で40年、仲間由紀恵と、「ごくせん」「TRICK」の脇で共演、朝ドラや大河にも数多く出演し、もはや円熟のバイプレーヤーになったなあと改めて感じます。
かつて探偵ナイトスクープ、初代探偵やった時、中国出征のおじいさんを称え「戦争称賛」かと上岡龍太郎を激怒させて、干されかけた時期がありました。
それがターニングポイントとなりバラエティとは基本縁を切り、ピュアな役者人生にシフトしていったように見えます。先輩の辰巳は、プロデューサー力はあってが、演技と胡散臭さには問題あった女たらしやったから、料理やクイズ番組でのテレビ出演に変わり薄い存在で見かけない今の立ち位置には学生時代から見ていてなんとなく納得します。
それにしても、NHK朝ドラ一代記で土曜もなくなっての半年はやはり短いなぁ。いい内容で作りこみが深いとこもあるけど、テンポが早くはしょり過ぎる。ヒロインも、このところ演技派かつ有名な俳優だけど、やはりおしん方式の子役と壮年役は別の役者のがスッキリする。

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