介護老人施設の集団感染死に思う               #コロナ禍#介護老人施設#神戸市長田区介護施設#DNAR

休業要請や感染者の行動抑制、水際対策等緊急事態での人権の問題が、新型コロナ感染拡大とともにクローズアップされ、結局は対策が中途半端に終わるのは政府や医療関係の責任だけでもなく、人権擁護の野党や世論にも大いに責任があります。
神戸市長田区の介護老人施設で新型コロナ感染症クラスターで半月あまりで133名感染25人亡くなっています。
逼迫した兵庫県の医療機関は認知症等の高齢者は受け入れず病院に移ることなく施設内で療養のまま、所員も感染して十分手も回らなかったらしいです。
重症病棟に要介護者を入れないのは、大阪での役所メールは非難されたが、言葉にはされてなくともどこでもすでに暗黙の了解になってるのでしょうか。
イギリスでは、ワクチンの優先順位はまず、高齢者入居施設の入居者と職員、次に80歳以上の高齢者と医療関係従事者、その後5歳刻みで年齢を下げていくシステムのっようです。
日本の遅々たる、ワクチン接種だが、順番は医療関係者、次に高齢者→基礎疾患者、健常者でその中の順位は全て自治体まかせとなっています。
(実は認知症患者の同意や、住民票住所と施設が別にある場合の問題などがはっきり決まってない)
国によってトリアージ、優先順位が違うのはそれぞれの判断だから私的感情のオピニオンは書きません。
ワクチン接種の遅さはかなりの批判が来ているようですが、今さらワクチンの確保に汲々としてもうすぐ潤沢になるとドヤ顔で1日100万人接種とブチあげていますがまず明確な優先順位を示さないとまた問い合わせ殺到等の混乱が簡単に予想できます。
しかし、大阪のメールで要介護高齢者の重症病棟への受け入れを事実上拒否せよという内容に関して、人権をえらく軽くみたと、マスコミは轟々たる非難論調で追い込んで大阪の知事に謝罪させました。
しかし現場ではもうとうにそんなことは分かっている問題なのでしょう。なぜ言葉が表に出れば人権批判に大騒ぎし、実態をスルーしてしまうのでしょうか。
この温度差はなんでしょう。高齢者施設でウイルスに抗えない人達の人権を最優先すべきなら独自でももっと訴えれば良いですし、やはり若い方や現役で働く人を救うべき命とするばらそれをやむなしとして大阪のメールはOKのはずです。
まったく中途半端なエセ正義、杓子定規な人権主義は有事には全く無用です。
イギリスの順位だと救われたかもしれないのですから、もちろん人権擁護団体や家族からも、兵庫県や医師会、厚労省の対応は訴えられるかもしれませんが、緊急事態なのです。相模原の施設でナイフで刺された平時とは違います。そこは有耶無耶にせず。7しっかり説明すべきです。
【メール】心停止などの場合に蘇生措置拒否(DNAR)の意思を示している高齢者施設の入所者について、「(施設での)看取みとりも含めて対応をご検討いただきたい」

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