若者の行動、学び、挑戦、遊び、旅、恋愛は高齢者の命の犠牲にしてはいけない  #コロナ禍#オンライン授業#テレワーク

コロナ禍、感染対策で自粛規制強化か経済優先で緩和かはよくネット上も活発に議論されています。
感染者や死者は数値として表れ、高齢者がほとんどとはいえ、高齢者が選挙権を持ち新聞の購買や地上波のテレビの視聴率を左右しているためどうも政治家やマスコミも、そして医療の専門家の意見も含め、高齢者側にバイアスがかかります。
若者が街でお酒を飲み宴会し、歌い騒ぐと「緩んでいる」と顔をしかめ糾弾する大人は多いご時世です。しかし、若者の自由な行動を制限することは社会とくに未来の日本にとってよくありません。
旅はおろか、会合や飲食、サークル活動のコミニュケーションもなくなり、大学等での学舎やキャンパスでの行動も制限されています。オンライン授業でいいではないかという意見はありますが、いったいオンラインやバーチャルなものでどれだけの経験値、学習成果が得られるものでしょう。実際にいろんな人と触れ合い、出会い別れ、人を好きになったり裏切られたり人間としての有形無形のものを身に着け、成長をする時期です。
ドローンで撮影した綺麗な動画を見ても、それは旅ではなくカタログです。教習所のシュミレーター機械だけで自動車運転の免許はとれません。社会に出るため経験していくためにはリアルなものが必要です。お医者さんもパイロットも寿司職人も、ほとんどすべての職業につくためには現場での先輩からの直接指導が必要なのと同じです。
テレワークができる職業など注目はされていますが、大企業のホワイトカラーの一部に限られています。そこに至るまでにリアルな経験は必要です。
タブレットで可能な手続きや、大会場での集合会議や研修こそオンライン化も有効です。それができない本当に必要な学びや経験は犠牲にしてはならないけれど、不要不急とされ、数値化される高齢者の感染予防を優先にされやすい世相は問題です。

高齢者の生命が軽いとは言いませんが、残念ながらコロナがあろうとなかろうと毎年肺炎、老衰やインフルエンザ等で100万人以上が亡くなるのです。マスコミの報道等でコロナが怖い恐ろしいのバイアスはかかり過ぎています。
通常のマスクや手洗い等の予防対策はやっていくとして、経済活動とくに若者の活動を制限することは、日本の未来に関わる問題でありもっと議論して大切にしないといけないと思います。

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