線状降雨帯の注意情報が運用開始 #気象予報士#線状降雨帯

梅雨末期の集中豪雨の季節が来ます。今年から線状降水帯情報が気象庁から発表されます。
発達した雨雲が次々列をなし、ほぼ同じ場所に停滞して大雨が長引き、洪水や土砂災害等の危険を短時間でもたらす気象状態の情報です。
大雨の警戒レベルとともに、局地的に連続するこの線上降雨帯は、なかなか早めの予測が難しいものでした。
しかし温暖化の影響なのか、朝の天気予報、気象情報でそこまで激しい雨と予測されない場合に局地的に危険なほどに雨が続くことも目立つようになりました。
予測を出して空振りでは信用を無くします。避難勧告もそうですが、こういう警報は難しいです。科学的データと検証は必要なのはもちろん、一番必要な避難のタイミングをはかれる的確な情報提供が必要になります。運用面の課題もクリアしていよいよ今月のお開始となりました。
雨の季節、降雨は程度なものは農業や森林、人が使う水資源に必要です。しかしあまりにも手中すると厄介ものになります。
最近は多くの人が、雨雲レーダーで移動時間を変えたり退避したり、警報もこまめにスマホでチエックされている方が多いようです。
気象予報士さながらのマニアも多いようです。しかし気象はあなどれません。難関の気象予報士試験以上に天気の気まぐれを早いタイミングで予想しきることは難しいのです。特に雨の多い地方、河川や山の近くハザードマップで危険が予知されている地域の方、情報は多く最新のものが必要です。
警報や予報に常に最新のチエックをして災害に備えましょう。

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