醜女?でも性格の良い相手を選んだA君   カネボウで出会った人2 #カネボウ

写真は本人と関係ありません。

化粧品の会社でしたのですごく社内結婚された方々が多かったのです。私自身は違いますが、同期や同年代の8割がたが社内、美容部員さんもしくは事務の方が大卒男子とというパターンでした。
昭和50年代ですので、大卒女子というのがほぼ皆無の真っ黒な入社式の時代です。
そんな中でい学年下のA君。仕事もできる好感でしたが、部下のチームリーダーだった結婚相手大変ぽっちゃりしたというか太ったお世辞にもつり合いのとれた美人ではなかったです。
二人とも一緒にお仕事したことはありますが、周りはなぜあのA君がもうちょっとマシなん選ばんのかという声が多く、立候補する女性も多かったようです。
彼は笑いながら、暗いとこになったら女の顔などわからないと言いました。
正確や仕事等、若い時だけの美貌で選ばなかったのでしょうか。しかしこのお相手ますます太られてドスコイと呼ばれてました。仕事がら単身赴任も多く、子宝にも恵まれないで、二人別べつに独身のように気楽にやってました。
奥様は太り過ぎが原因かどうか、脳卒中を患い介護の亡くなられたようです。
A君自身も幹部登用手前で不祥事等もあり、長い単身赴任の後も介護等でシンドイ生活のようでした。
子供もなく妻もない、それでもクルマ好きでアウトドアが好きなので気楽な一人暮らしのようです。会社の体制にも無理に合わせず早期退職でがっぽり退職金貰って、すでに家もあるので悠々自適のようです。
多くの人が捻出に苦しむ、子供の教育、マイホームのローンには全く所得を回していないので全然ゆとりの生活です。
それはあえて選んだ運命ではないでしょう。奥様もよく美容講習の帰りに、ファミレスのランチバイキングに行くのを楽しみにされてました。食べるのが大好きで笑顔は可愛いものに映ったものです。
お二人それぞれ幸福だったのかどうか、本当のところは分かりません。出世した人しなかった人もそうですが、自分とは違ういくつも交錯していった人生がありました。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください