不祥事で退職に追い込まれた同期のエース  #カネボウ

友人と麺類を食べていて季節は違うのですが不意に思い出した話題です。
カネボウ化粧品時代で最も早く課長から販社支配人に出世したAの件です。
当時権勢を振りまいた今太閤帆足隆社長になぞらえ、ミニ帆足とも言われる押しの強い馬力でした。
当時何年かに実施されていた一度若手鼓舞、組織活性のための抜擢人事の一環で40前での異例の昇進でした。
しかし任された支社エリアの数字は伸びませんでした。
前任者も相当なやり手だったため、人物的にもだいぶ遜色があったのです。
一つのエピソードとして年末の納会の前に、挨拶をした際、内容は別として大変長い話をして聴衆は目の前に年越し蕎麦が置いてあったのに、延々と訓話されたのでした。
それを評したベテランの女性社員は蕎麦のような食べ物の前で長口上するなど論外「Aは育ちが悪い」と一刀両断したのだそうです。
その評価は当たっていたのか結局、彼は金の問題でトラブルというか社内規定違反で退職に追い込まれました。
品性とでもいう感じのところに問題があったのでしょうか。その後、皮肉にも本家の帆足社長も結局は粉飾、金の問題で辞めざるを得なくなり逮捕もされました。

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