どこにでもある、同調圧力と心的障害の葛藤

テニスのメジャー大会を制覇しているぐらいの人が鬱病をカミングアウトして話題になりました。
うつをはじめ発達障害などの、なかなか仕事をしていく上で、社会生活を営む上で難しい立場の人がいるという問題を改めてクローズアップさせました。
かくいう私も正式にカミングアウトもしていませんが、それなり注意多動性障害の傾向は強く、「マイペース」「集中して継続するルーチンが苦手」「空気を読まず」「すぐフラフラする」タチで、40年の社会人生活で苦労も多かったです。
それを苦労と思っていたかは別として、私よりも適合が難しい立場の人が世の中に多いとは感じます。
全ての人が同じベクトルに向くことは、人類の進化上もあり得ないことです。みんなが同じ荷物を運ぶ働きアリだけでなく、フラフラと道をはみ出し、敵を見つけたり獲物や近道等新たな発見をするグループがいるから動物も人も種が保全され、進化するのです。
当然働きアリの単純作業グループからは非難や同調圧力がかかります。それはイジメや誹謗中傷などの排他行為にもつながるケースです。
でもまあ大々的に訴訟するでもなく、自信をもってかわしたり逃げたりしながら泳いでいくことも良いでしょう。どんな時も騒がずともいつか理解はされます。

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