コロナでさらに進む少子化

昨年2020年の死亡者数は、2021年を下回り、コロナによる死亡は日本では死因では10位にも入らない下位です。
ここらが欧米、インド等と決定的に違う日本ではコロナでの死者は今までの年のインフルエンザよりも少なく、相変わらず死因上位は、がんが37万人、心疾患20万人、老衰と脳疾患が10万人以上でコロナ関連では1万人以下です。
ところが新生児も、その前段階の婚姻も、15%減っていて、結局日本の人口は昨年より40万減り、5年前より86万人も減っています。
今後毎年50万人近く減ると言われています。マスクで顔が見れないのが原因なのか、コロナで籠り出会いも減り、結婚式も激減です。フランス等は自宅待機で子供が増えたのでお国柄の違いというか、若い人に子育てのお金も体制もないので日本は苦しいのです。
この大きな人口減少は、少子高齢化と叫ばれて時折騒がれてないますが、若い人の一部以外でそれほど深刻に考える人はいないようです。
よく考え日本の国勢を想えば本当に深刻な話です。
ところが、今目の前で高熱が出るようなコロナと違い、なかなか一般に将来の高齢日本がイメージできず、また選挙にすぐ結びつかないこともあり高齢者の多い政治家はあまり真剣になりません。もっと具体的な少子化対策を打ち出さないとこれこそ緊急事態です。
減少数をコロナと比較したらとんでもない事態が来ることを国民全部で共有しないといけません。
アフターコロナやウイズコロナが5年後とか10年後とか言っても、人が減ればますます経済は縮小しやれることが減少します。
マンパワーが減り、税収が減り、生産も研究も減ることは間違いありません。
保育園が足りないとか、子供の手当等細かい対策も必要です。そして強制はできないにせよ、子供を作り育てれば豊かになれ明るい未来が待っているという強力な施策、支援が必要です。
コロナのワクチンやらに財政支出できるならば、将来の借金にはならず返済につなげる子育て施策にコロナ以上の財政支出が必要です。

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