悪女の思い出

写真はイメージです

概ね、私と仲良かった女性は仕事もでき、お酒も好き、歌が上手い美人でした。
私もカラオケが好きで三次会ぐらいまでお付き合いして飲んで、さらに深夜、終電がなくなってカラオケボックスで過ごしたりしました。
家やホテルに連れていくともうお互いヘベレケで、化粧も落ちた彼女はさすがに年齢相応なのですが、朝になると見事に化けてでてくるからスゴイもんでした。すっぴんの彼女は、ずいぶん盛ってるのがわかるほどですが、それはそれでかわいいです。
話してることも、本当は嘘半分、分かりやすいような嘘をつくのですが、それはそれでまた可愛いのでした。
それ以上、近づいたらもう戻れない。そんな悪女とぎりぎり「お互いが特別」な関係が続きました。
悪女と言ったら怒られるか、でも中島みゆきの初期曲「悪女」「あした」等で描かれる寂しげで強がりなところが似ている。悪いというかズルいのはこっちかもしれない。結婚しているのはこちら、別れて孤独なのはそちらなのだから。(中略)
満天の星空を散歩したこともありました。いつか二人ともこの世になくなり、あの小さな瞬きのような存在になるのかというと妙に納得して、そんなこと言うのって変わってるって言ってくれました。

女性の多い会社にい37年勤めてたのですが、そんなに女性遍歴があるわけではありません。
社内婚の多い中、結婚は学生時代からの相手でもなく社内恋愛ではなく比較的遅く36歳でした。
化粧品会社の中には、向上心や上昇志向が強く、女性を武器に出世する人も多かったです。
エリアの幹部や本社の経営幹部層や人事などにつながりを持ち,社内的地位やお金や恋愛を手に入れる人が多かったです。。
私なんかと付き合っても、何の権勢も人脈、お金もないのですが、まあ適当な遊び相手だったのでしょう。
女性が旬である時期は、残念ながら短いような気をします。でも彼女の場合お化粧はもちろん、エステや外科的なものにも相当お金をかけてました。それがそれでまた何というのか切ないような悲しいような女性としての愛くるしさがありました。

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