眞子様おめでとうございます 右翼は保守ではないと気付く

 皇室の問題や、そこからの天皇制も含めてネットで議論や誹謗合戦になればきりがない問題です。
 事実かどうか等もうたしかめようもない類推、揚げ足取り、重箱隅つつきの誹謗中傷、罵詈雑言がネットの世界です。
 つくづく思ったのですが、右翼と保守はよく同類に分類され左翼、革新の反対位置に思われますが、保守=右翼というのは間違いなのです。
 保守から右翼、右翼から保守へ転じることはあっても右翼で保守というのはあり得ない。これは三島由紀夫の言です。
 むしろ改革という点で右翼と左翼は通じます。保守と右翼は水と油ですが、理想主義を掲げる右翼と左翼は親和性が高いのだそうです。ヒットラーのナチスも左翼から右翼に変遷しました。
 今回目立ったのは、マスコミの暴走と、いわゆるネトウヨという右翼の跋扈です。
 それらを制御でしきれない、毅然としきれない方にも問題もありますがそこをついてあまりにも増長しています。
 右翼は天皇制や皇室を守るようで実際には崩壊させて、別の理想主義を構築したいのだと今回の騒動で感じました。
 しかし、日本の天皇制は揺るぎわしない保守の伝統に守られています。保守とはいえ何のかも変えないのではなく、伝統を重んじつつ変えるべき点は変えていくということです。
 未曽有の危機であり、未来の見えにく日本だからこそ、しっかり基盤を理解しないといけないと痛感します。

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