住むところも、ホテルなんぞも新しいものに超したことはないように思われます。
築15年、30年と聞くと古そうに聞こえますが、新築で購入して35年のローン組めば自分のものになるのはその古いマンションです。修繕積立をしてしっかりリニュアルすれば50年から60年くらいがマンションは持つとも言われています。初期のマンションや公団などが次々と大幅なリニュアルや改築されるか、あるいは廃棄される時代です。
私の住むところも来年14年目を迎え、同時期にできた近隣マンションもこのように大規模修繕工事に入っています。うちのマンションも12年目あたりかと検討されましたが、ぎりぎり引っ張って14年目の来春にはこういう覆いをかぶることになります。
幸いにローンは、完済しています。地下鉄駅最寄徒歩3分で資産価値は上がっているぐらいです。周期的に不動産会社から売却のDMやチラシが入ります。
悠々とステップアップしたり利ザヤを稼いで資産運用として売却する人もいれば、ローンを抱えながら失業等事情が急変して無念の手放しもこの時世多いかもしれません。
10年で税制や法律など社会もマンションを取り巻く環境も変わります。ましてや30年以上となると、想定とか想像しなかったことが起こります。初期のマンションにはBSもネット環境も耐震構造もLEDさえかけらもなかったのです。これから購入の方もせいぜい社会学者が予想する未來を見てもなかなかその通り行きません。まして購入した本人や家族がどうなるかは知りえません。
最悪の場合に備えバッファを持たせ、臨機応変に構えるしかないです。